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【不眠日記】

過去の記録​。下から読んでください。

(おわりに)

これで終了。

気まぐれで始めた日記だけど、気が付けば1か月続いていたようで、自分でも驚くばかり。
脱線した自分語りだったり、雑な箇条書き更新だったり、あと意味不明な【削除】だったり……ひどい日も沢山あったけど、とりあえず文章を継続的に書くという事は達成できたんじゃないだろうか。

たった1か月だが。

 

改めてこの日記を読み返して思ったことは、この1か月の間、色々な人と遊んだな、という事だ。
こんなにひっきりなしに人と話していたのは、今までの人生でも上位に入るような気がする。
それはひとえに、普段から僕の相手をしてくれている皆様のおかげに他なりません。
僕は基本的に一方的に早口でベラベラ喋るし、そのくせ活舌も悪く、声もすぐうわずって聞き取りにくいし、うまく話題を振ることも出来ない、典型的な自分よがりのオタクですが、それでも関わってくれている人々には多大な感謝を抱いております。
この1か月、僕と会ったり話してくれた人、そして直近で会えなかった人とも、引き続きまた仲良くしていけたらと思っています。

最後に。

僕はね、普段言葉にしているほど本性はポジティブじゃないんですよ。元気じゃないと自分の最後の価値すら失ってしまうんじゃないかと不安なだけなんです。昔、ひどい時に投げ捨てたものを取り戻すために、楽しい人間であろうと立ち回っているだけの現在でした。
それでも、ここ最近は本心で生きているのが楽しいんです。これまでの人生で、一番ね。

それは、やっぱりあなたがたのおかげに違いありません。

改めて、皆様、本当にありがとうございました。

P.S.
どなたでも、酒なりなんなり、引き続きいつでもお誘いください。飛んでいきます。

 

 

(31)

$$$さん、●●●●さんと古着を見に行く約束をしていたので、仕事後に原宿へ集合。
原宿竹下口前の喫煙所で煙草を吸っていると、そういえば2年くらい前に$$$さんと初めて会ったのもここだったな……と感慨深くなった。

2人と合流した後、名古屋時代に●●●●さんがステュディオスに行くたびに店員から押し売り接客を喰らっていたということで、怖いものみたさで$$$さんと僕はステュディオス初訪問することに。
てか意識してなかったけど、ラッドミュージシャンのあるあの通りにステュディオスが4店舗も固まっていて、完全にあの一角を支配していたんだな。
暇そうな店員から先日のサリバン着用の炎上騒動(千鳥のやつ)の裏話を聞かされつつも、接客でグイグイ来られることもなかった。
……と思っていたら、ボブマーリーのタンクトップを買った$$$さんは、試着中などにひたすら「シャツのほうがいいっすよ」と単価が高い方を押し付けられそうになっていたらしい。●●●●談は本当だった。

その後、ブレインデッド、原宿supreme、RAWDRIP、BAPEを回ったところで8時になって店が閉まり始めた。……今気づいたけど古着屋一切みてねえじゃねえか。
僕はBAPEで安い使い捨てライターだけ買った。現行BAPEはあまり興味がないけど、レジ前の小物系は普通に良さそうなものが揃ってた。今度いろいろ買いあさりたい。
あと、紙袋にもBAPEのクソデカタグが縫い付けられていて、それが一番嬉しかった。550円の買い物なのに、こんなのつけてもらえるのか……。もう半分袋を買ったような気がしてきたな。

その後は表参道を探し回って流れ着いた焼き鳥屋へ。塚田農場に行くしかないと思っていたところで、たまたま手前にあったので入った店だったが、料理はどれも美味かった。思わぬところでアタリの店を引き当ててテンションが異常に上がった。
結局、終電まで三人で飲んで解散。$$$さんはここ一か月でちょいちょい会っていたけど、ライブとかクラブだったので結構あわただしく、ここにきて落ち着いて話しながら飲めたのがすごい嬉しかった。本八幡で二人で見つけた名店へ●●●●さんを連れていく約束をしたので、今から楽しみです。

(いつもガラガラでつぶれるのが怖すぎるので、みんなも是非行ってください。鳥もつが特に美味いです)


(おまけ)

最近の良かった動画・配信

最新ベイブレードで遊んでたら現れた初期ベイ男
ガーリィレコード、大人が本気で遊んでいるので精神に良い。

【Yakiniku Simulator】どっとライブお肉係クビという汚名、これにて返上!!
イオリンは昔から変わらないので安心する。焼肉焼くだけのゲームでこんなにずっと笑える配信はすごい。

お気に入りのTシャツ座談会
都築恭一の「捨てられないTシャツ」を彷彿とする企画。こういう気軽に服を紹介する動画、もっと雑に世に出て欲しい。

ピービープ🎶
この人のブルアカ動画、無限にみてしまう。助けてくれ。

 

(30)

昨日の熱中症を引きずりながらも出社。
会社に着いた瞬間にひどい腹痛に襲われた。
トイレと居室を行き来しながらなんとか仕事にかじりつくも11:00くらいで完全にノックダウンして医務室へ。
会社の医務室使ったの、これで2回目だな……。

前回はスケボーで坂道下ったときにひどいコケ方をして手のひらの肉をアスファルトで大根おろししたときだった。
深夜で病院も薬局開いていないため、包帯も買えず、適当に消毒液をぶっかけてサランラップでぐるぐる巻きにして対処した。
そのまま朝になって会社にも行って仕事していたのだけど、削げた肉の間からへんな黄色の膿がひっきりなしに垂れてきて、それを隣に置いたハンカチで定期的に拭きながらタイピングを続けていたら、隣の席の人に「気持ち悪すぎるから医務室いって包帯してくれ」と無理矢理連れていかれたのを覚えている。

というわけで久々に医務室へ訪れたのだが、「いまは市販薬とかも置いてないんでどうしようもないんですよ」と追い返された。なんのための医務室なんだ。
どうしようもなかったので昼前に1時間休を取って、薬局へ。薬をいくつか買って、そのまま会社に戻らずにテレワークに切り替えた。
ぶっちゃけ薬はあんまり効かず苦痛に耐え続けるハメになったのだが、それでも仕事が地獄のように溜まっているのでこれ以上休みを取るわけにもいかずになんとか終業までこなした。

終業後は美容室の予約を検討して色々見ていたが、ホットペッパービューティーを眺めれば眺めるほどドンドン嫌になってきた。
髪を切るとかいう行為、本当に苦手なんだよな。
というか僕にとっては美容室へ行くという事は『髪を切る』という行為から大きく離れている。
まず僕は昔から髪を染め続けているので、染髪という作業が必須である。これはまだ僕の趣味の話も含まれるので、飲み込める。
問題なのは、縮毛矯正。これだ。

会ったことある人なら分かると思うが、僕は生まれつき酷いくせ毛であり、何もせずに放っておくとどんどん根元からぐるぐると髪が巻かれ始めて、数か月も放置すればぼっさぼさの髪になる。
別にぼさぼさなのはいいのだけど、前髪も上に上がったり左右にくねったりするせいで、分け目などもひどいことになる。
ということで少なくとも4か月に1度程度は縮毛矯正が必須なのだ。
じゃあ髪をそもそも短くして、目立たないような髪型にすればいーじゃん。
……そうはいかないんだな。
そもそも顔がコンプレックスなので隠したいという部分もあるのだけど、それ以上に僕にはこれまた生来の円形脱毛がある。
これが生え際の非常に目立つ位置にあるせいで、髪を短くするということを完全に阻害しているのだ。なので、物心がついてから短髪にした経験がない。
ということで脱毛を隠すために髪を伸ばさなくてはいけないが、髪を伸ばすとくせが強くなってその部分が露わになったり、そもそも髪型として崩壊するという二重苦を背負っているのである。もう解決法は縮毛矯正しかない。

そんなこんなで、僕が美容室に行くという行為は、縮毛矯正とカラーとカットという工程が必要になる。(カラーも、縮毛で死ぬほど痛んだ髪を目立たなくしたり、癖が出てきたときに印象を軽くする効果で入れている面が大きい)
所要時間3時間は下らないし、金額も2万は優に超える。本当に行きたくない。行きたくないけど、行かないともっとひどいことになる。
そろそろ縮毛矯正が保険適用になりませんか? 僕は本気で思っています。
そもそも3時間の禁煙も苦痛だし。昔は美容室の外に灰皿とかあって、途中で吸わせてもらったりしていたけど、最近マジでそんな場所ない。そろそろニコチンパッチの導入を検討している。薬局で一緒に買ってくればよかったな……。
というか加齢が進んで、頭皮が縮毛に耐えられなくなってきたとき、僕はどうすればいいんだろう。
そのことを考えるだけで鬱になる。

FUCK the Future.
Get the FUCK out of MY LIFE.

(29)
【削除】


(28)

書くことがなさすぎる。
書き物をしていたが、あまりに脳が働かなさ過ぎて絶望している内に一日が終わった。
僕は致命的に小説を書くのが遅い。特に章毎の書き出しを作るのにやたらと時間がかかる。
書き出しというやつ奴はいつだって"かました"文章でいいと思うのだけど、自分にはそんなかまし方のストックなんてない。
こんな奴が文章を書いて何年も創作者ヅラしているなんて本当に笑える。

僕は小説の書き方についてメソッドなんてものは持っていない。ただ腐るほどベッドの上で唸って、絞り尽くしてどうにか出てきた一滴を集め続けているのだ。
ただ天啓のように文字を書く。睡眠薬を貪って自動筆記の真似事をしているのと、そう変わらない。
とある電話番号にダイアルすると、神様が答えてくれるという話を思い出した。物語の最後で、そのダイアルは突然に不通となっていた。
僕だって、いつ自動音声が番号の不使用を知らせてくるのか、その不安と戦い続けている。常に、これが最期なんじゃないかって思いながら。
決定的な瞬間までは、なんとか身を絞り続けるだけだ。今度もいい絞りカスを見せつけてやるから、まあ待っててくれよ。

 

(27)

朝そこそこ早い時間に%%%%くんが起床して家を出ていったので、そのまま寝ぼけまなこを擦ってGGSTを朝のきつけ代わりにプレイ。
7Fまで落ちていたが、9Fまでトントン拍子に昇ることが出来た。調子のいい一日のスタートである。
9Fに上がったところで、野生の@@@さんとマッチング。特に示し合わせてもいないのに、完全な野良で当たることあるんだ……と笑ってしまった。

昼は本をぼんやり読んでいた。そういえば▼▼▼▼▼▼▼▼さんに勧められていた中島らもの永久も半ばを過ぎてを読み終わった。
思っていたよりもエンタメ全開ですごく面白かった。

詐欺師と写植家が同居をするようになって、睡眠薬でラリって変な文章を書いたり、それを使って出版社をペテンにかけたり……。
こういう一時の狂騒的な生活を描いた作品は大好物だ。(電気サ……という文字列が浮かんだのを必死に食い止めている)
というか、これって映画のlie lie lieの原作だったのか。タニシの下りで気づいた。
lie lie lieは見たことない(というかたしかDVD化されてないだかで幻の作品となっている?)けど、Youtubeでやたら流れてくるので観たことがあった。
映画も観たいな……。渋谷のTSUTAYAとかにVHSおいてないかな。

夜は◆◆◆◆くんと飲むために北千住に出た。
特に北千住には明るくないので、前に◇◇さんと&&&&&と飲んだ居酒屋へ。
二度目の来訪だけどレバ刺しとハムカツが美味すぎる。値段も良心的で、本当にいい店である。皆行ってみてください。
◆◆◆◆くんはゲームの話をしたり、人間全般やお互いの人生の話をした。
彼とは樹海で知り合って以来ウマも合うのでちょいちょい遊んでいるが、定期的に自分が人生の先輩面してないか不安になる。
気を付けてはいるけれど……。悟った風の偉ぶったおっさんになりたくね~。その時は、殺してください。
あと13機兵防衛圏は早くやります。これ、マジでいろんな人に対して抱えてる感情すぎる。

終電で帰った後は@@@さんと通話して、GGSTとか雑談。
日曜日なのに夜更かしして遊べるのは三連休サマサマである。
それでも、地獄は口を開けて待ち続けている。あと二日。休暇が終わった後に僕は立ち向かえるのだろうか。

 

(26)

宅配のチャイムで起床。開封したらベイブレードXだった。
ワクワクを隠せずパッケージをゴリラのように力任せて開封し、ひとしきりゴーシュートを繰り返す27歳男性。
いつだってコロコロホビーの前では童心ってやつを取り戻しちまう。僕らはいつまでもトイザらス(米国では倒産済)キッズなんだ。

というわけで一通り遊んでみての感想は……面白い!
これはベイ自体の云々よりも、とにかくスタジアムの作り方が素晴らしい。
Xダッシュという超加速が可能なだけでなく、そこから相手を場外へ押し込むことが想定されたデザイン。
攻撃型ベイは、Xダッシュを繰り返して相手を弾き飛ばすことができるが、不発時には自分がそのまま外へ吹っ飛んでいくというギャンブル性を兼ねており、逆に耐久型は安定して粘り勝つことを狙えるが、中央に居座るが故に攻撃型の標的になりやすい。
ここらへんの匙加減が絶妙である。しかも、ちゃんとバーストもする。

ただ一つ難点は、拡張性だ。
一個前のベイブレードバーストではパーツの難解さが極まっており、初見では絶対に組み立てができないレベルに達していた。
今回は3パーツに単純化されたデザインで、組み立ても誰でもできるようになっているのは好感である。
が、それ故に今後の展開に不安な点も残る。こっから更に差別化していけるようなデザインの余地があるのか。
攻撃方法もスタジアム起因が大きいので、後続のベイ本体が続いていけるのかが心配になるのだ。
まあタカラトミーだし、期待を超えてくれるでしょう。きっと……。

夜は寿司が食べたくなったので、上野まで出てちょっと良い感じの、だがチェーン店である寿司を食う。
ここの塩梅が独身ホワイトカラーのリアルである。妥協の中で小っちゃい幸福見つけて必死に社会を生きてんだ、こちとらよ。

腹が満たされたところで酒の欲求が高まってきて、Twitterで募集をかけたら◇◇さんと::::さんが誘いに乗ってくれて、突発飲み会開始。
とりあえず上野のフレッドペリーでポロシャツを数枚買い足してから、アキバへ向かった。

アキバでは二人と合流して安居酒屋(新時代)へ。みんなそれなりにメシを入れてきていたので、安酒を飲んで近況を報告しあった。
::::さんは何回か前のタイムラインストリートぶりで、◇◇さんも文学フリマぶりだ……と思っていたら、そういえば◇◇さんは、ウチで開催した「●●●●さんのRPGツクール作品をプレイする会」でも会っていた(&&&&&日記で気づいた)。


2軒目に行く頃には、%%%%くんと&&&&&も合流し、一気にオフ会の雰囲気が出てきた。
余談だけどあの居酒屋、マジでメシが不味かったな……。ただデザートはやけにうまかったので、僕と::::さんでスイーツを貪っていた。僕は慈善に満ち溢れているので&&&&&にも雪見だいふくを1つ分けてあげた。まあ、最後には割り勘だけど。

あと&&&&&はいつのまにか喫煙者になり不良パンダと化していた。パンダも昨今の喫煙事情には困っているらしい。そうなんだ。
喫煙所ではコミティアの話題が出た。当落が出ているようで、確認したら僕も受かっていた。というか落選はないようだ。&&&&&ももちろん受かっているとのこと。パンダなのに……と思って合格サークル一覧を眺めてみたら、『パンダ』とついたサークルが7つくらいあって笑った。
次のコミティアは創作パンダ王決定戦になるらしい。誰が本当のビッグサイトパンダなのか、白黒つけてくれ。

絵描きに作曲に文字書きと、異種混合飲み会だったけど、それぞれがそれぞれの目標で頑張っていて元気をもらった。
僕もやることをやらねば……。頑張るぞ~。

解散して駅に向かったところで、%%%%が終電を逃したことが発覚。流れるようにウチに泊まることに。
%%%%くん、前回から2日しか経ってないのに同じ流れをリフレインしているの面白すぎる。Gasハウスはフリースペースなのでいつでも気軽に泊っていってください。
そんなこんなで2人で松戸駅に着くころに、自分が手ぶらであることに気付く。
しまった……。居酒屋にフレッドペリーのポロシャツを袋ごと忘れた……。数日前にAir Podsを忘れたばかりなのに。
僕も何も学んでいないことが発覚してしまったところで、後日取りにいくと店に電話をして、ウチにそのまま向かった。

家に着いてからは%%%%くんと邦ロックの話をしたり、グラスホッパーマニファクチュアの話をした。須田51の話できる人間、身近に僕以外いたんだ……と%%%%くんと話すたびにビビってしまう。是非シルバー事件(というかシルバー事件25区)もプレイして欲しい。
深夜になって%%%%くんが寝たので、僕もシャワーを浴びて睡眠……できなかったので本を読んでいたら、いつのまにか寝落ちしていた。


(25

仕事がめちゃくちゃになって発狂していた一日。
最近は比較的、凪、という感じだったのだけど、ついにまたやらかした。
いや、僕がなにかやらかしたわけではないんだけど、また色々面倒臭いことが偶発的にでてきてしまった。
僕は仕事においてなかなかに疫病神体質で、関わると大抵どこかで企画が大発狂する。
エンジニアとして非科学的なジンクスを引きずりすぎてもいけないのだが、心の中で「また僕のせいで……」と意味のない自責を発生させてしまうのも人の常である。
ウマ娘のライスシャワーみたいなもんですね。いや、08MS小隊のサンダースかもしらん。

ということで最悪の3連休スタート。いや、実は有休をとっているので4連休である。
マジで休んでいる場合でもないし返上しようと申告したのだけど、課長に「今のうちに休んどけ……」と言葉をもらったので素直に言葉に甘えることにした。
どうせ連休明けからは仕事まみれの日々がまたやってくるのだろう。どうにかなってくれ。いや、どうにかするのは僕しかいないのだけど……。
ウキウキの連休は、その後が気が気でない苦痛までの猶予時間に早変わりである。

仕事を上がった後は観ました。例の奴を。
感想は……微妙です……。個人的にはハヤオ自身にはそんなに思い入れもないし。
作劇としても好きな部類ではなく、特に心を摘まされるシーンも来ず、ということで僕としてはノりきれなかった作品、ということだ。
イチ創作者が創作について思うセンチメンタルな感傷や解釈を盛り込むのは自由だけど、それは作劇を整えるか、せめて部分でもいいからそれを抜きに震えるシーンを作ってくれ、と思ってしまう。ここは感性の問題なので、それを感じた人にとっては良い作品だったのかもしれないし、僕はそうではなかったということだ。

作品以上に心をざわつかせているのは、むしろTwitterの盛り上がりである。
僕は何か話題作や大きな事件・炎上が起きた時に、皆が二分されてどちらかに属するか強制される、あの雰囲気が嫌いすぎる。
ハヤオの新作を観るのか、観ないのか。肯定するのか、否定するのか。
全てが文脈に巻き取られていく、あの感じ。ルックバックとかもそうだったし、庵野もそうだ。
そういう時、SNSって本当にクソだなって心底うんざりしてしまう。Twitterは好きだけど、人が集まることで為されるあの「動員」の渦が気持ち悪い。
僕のバイブルには放課後プレイManiaxがあるのだけど、そこでギザ歯とかいう最高の男が言い放つ「なんなんだよあの『みんなで一緒に楽しんでる感』は」というセリフがあり、僕はことあるごとにそれを反芻させている。
"「一億総サブカル化……ってか 気持ち悪ぃんだよ!! どいつもこいつもオタク気取りやがってよー!!」"
やっぱり最高の漫画だな……。

まあ潔く無視すればいいんだろうけどさ。マジシャンズチョイスへの解決法はそれしかないのだから。
でも、僕はスルー耐性が著しく低いし、やっぱり根底に「目の前にある面白い可能性がある物には、とりあえず飛び込んでみる」という思想があるので、我慢が出来なくなってしまう。広告戦略に踊らされてると非難してもらってもいいです。
こんなカスな感想でも、一応初見でそう感じたということは残したかったんだ。
だって解説とかみたら、僕は容易く「面白かったんじゃないか」と記憶が捏造されてしまうので。
あんなに観ているときはイライラしてブチギレながら劇場を出たシン仮面ライダーも、解説見たり後から公開されたPVを視聴したら「やっぱ面白かったんじゃねえか?」って覆しそうになったもんな。というか、そういう転換って大事だと思う。新しい着眼点を得て、作品の評価が変わっていくことは素敵なことだ。
でも、それはそれとして初見でキレてたっていう怒りさえ風化させるのはダメだ。それは言いくるめられているだけなので。
まあ君たちは~ はキレすらせず、終始穏やかでしたが。


どうせ何を言っても文脈に巻き取られていくんだ。無視できなかった時点で負けのゲームの中で。
だったらせめて、その文脈に捻じ曲げられる前の素直な呪詛を吐いていたい。(これはもし僕が作品に肯定意見だったとしても変わらない。素直な祝詞でも良い)
ア~~~~Twitterに戻る気力がまた減ってしまった。

 

(24)

眠さが限界なので、簡潔に更新。

(前回からの続き)
始発の時間まで●●●●さんと話していると、ちょこちょことみんなが起き始めた。
……と思ったらまた寝はじめて、を繰り返して、なんか一人ずつ当番制みたいに現れていったのが面白かった。
結局、$$$さんの同僚はちょっと早めに帰宅し、$$$さんと%%%%くんと●●●●さんが一時間遅れぐらいで出ていった。
その頃になるとちょうど始業くらいの時間だったので、そのまま完徹で仕事スタート。寝ないことは今の自分が唯一得意なことだ。

夜は▼▼▼▼▼▼▼▼さんと通話。アレコレの話をしたり、好きなコンテンツの話をした。
2人とも通ってきている作品が似ていてめっちゃ楽しかったです。
なんか、色々頑張るので、色々が色々になったら、色々お願いします。

あとドクターストーンを読み終わった。
ところどころ気になるところはあったけど、総じて良い作品だった。後半は復興が進むことで発明の規模も大掛かりになっていって、少し好みからは外れていったし、キャラが増えすぎ問題もあって、定期的にスポットを当てられて優遇されてるキャラとそうでないキャラに差が出てるのも気になったな……。
でももうそんなことはどうでも良くて、とにかく22巻でぶっ飛んだ。
22巻のラスト3ページ、全てが美しすぎて何度見直しても鳥肌が止まらない。千空が目を覚ました後の、あのぶち抜きの1コマ、一生忘れないと思う。

話ずれるけど、へるドクターくられって、完全に表の世界の人になってるな。
ドクターストーンの監修もそうだし、Youtubeチャンネルも頑張ってるし、我々だとコラボとかしてるし。
鬼畜系アングラ雑誌の編集デスク出身とは思えない出世だ。


個人的な思い出でいうと、2011年くらいにア理科のイベントで分析化学のテキストにサインもらったのが懐かしい。
結局、僕は高校からずっと有機専攻だったのに途中で逃げて、研究も就職もまったく関係ない分野に進んでいる。
ドクターストーンももはや半分無知側として楽しめたので、理系外の人も読んでみてください。

 

(23)

ドクターストーン面白すぎる!!!
というわけでさっそくハマっています。とりあえず14巻くらいまで読んだ。
内容としては分かりやすく、ほぼ文明が滅亡した原始世界で目覚めた主人公(千空)が、科学知識を活用しながら文明を再建していくという物語。
漫画版「この世界が消えたあとの科学文明のつくりかた」という感じだけど、漫画なのでトンデモキャラたちも続々登場。
マンパワー的なところは便利キャラの力で解決させて、漫画的な面白さを損なわずに(むしろ加速させて)テンポよく話が進んでいくのが良い。
ジャンプらしく才能起因で武力の強いキャラも沢山出てくるけど、最終的には「科学は有史以降の積み重ねの成果」という努力主義な解決に結びついていくのも個人的には好きです。
好きなキャラは……あさぎりゲン。僕は王道にひねくれた(???)曲者キャラが大好きです。というか、曲者っていうか、もはやただの良い人だけど。
僕は良い人も大好きです。

仕事が終わると今日こそタイムラインストリートへ赴いた。
今回も予想以上に客がたくさん来ていて、色々な人と会えて楽しかった。
特に♪♪♪さんに前回会えなかったのをずっと悔やんでいたので、数か月ぶりに♪♪♪成分を摂取して癒された。EPをサブスクから取り下げる予定だったと聞いていたが、結局取り下げ期限をすぎてサブスクに残ってるらしい。めっちゃ聴いてたので嬉しかった。まあデータでも買ってるんだけど。
◢◢にも会えて近況を聞いたけど、仕事は大変そうだった。無理しないで頑張れ……。また来月あたりに、一緒ににちゃにちゃMtGしよう。
あとは%%%%くんはじめ、その場のメンツとしょーもない雑談をして酒を飲んでは、良い曲が流れてると一人で煙草を吸ってしみじみ聞く……を繰り返していた。

タイムラインストリートは居心地がいい。自分はクラブ文化にまったく馴染みがないまま生きてきた人間だが、あのイベントにいけばオタクがたくさんいて、ゲームとかカードとかの話を酔っ払いながらできるし、ちょっと疲れたら一人になってDJに集中したり、テンションが上がりすぎたら前に行ってノったり、本当にコミュニケーションの場として完成されている。
ωωωωさんのライブペインティングは……恐ろしかった。目を離す度にどんどんイラストが進んでいるし、めちゃくちゃにかわいいし……。もはや畏怖を感じた。
後半はそこそこに酔っていて、なんか近くにいた%%%%くんの同級生とか含めて、みんなに奢っていた覚えがある。僕は人に奢るのが好きだけど、割とみんな社会人になってしまったせいで奢る機会が減っている。奢るという行為は、一歩間違えるとライフステージの上下みたいな雰囲気が出るので難しいが、僕は単純な好意の発露として気軽にやっていきたいので、クラブみたいなライブ感のある場はノリとしてそれできてよい。

タイムラインストリートが終わってからも外でだべっていたら終電になっていた。
解散か……と少し寂しくなっていたら、ベロベロで出てきた$$$さんが松戸に直行命令を出したので、ωωωωさんたち一部と渋谷で別れて、残ったメンバー(%%%%くん、$$$さん、$$$さんの同僚、●●●●さん)でウチへ。
松戸について日高屋を食べてから、ウチに皆で泊まった。なんかこの感じちょっと懐かしくて、楽しい。
少し前まではみんな無職だったりフリーターだったりして、クラブ後とかは気軽にウチに来ていたが、このところはみんな社会と連携をしはじめた影響でそれも減っていた。

ウチについたあとは、●●●●さん以外は早々に就寝。僕と●●●●さんだけ、夜が更けてもだらだら話していた。
●●●●さんのゲーセン昔話は、エピソードもすごい面白いし、自分より前の時代への憧憬もあって、とにかく聞き入ってしまう。
ゲーセンでの人間関係とか、チームの結成とか、他のゲーセンへの遠征とか、殴り合いの事件とか、●●●●さんは僕の憧れるゲーセン文化の生き字引である。
●●●●さんの話を個人的なものも含めて色々聞けたけど、やっぱり根底には「人生をイニDのゲームで学んだ」という思想があってそれも好きだ。
努力を強いられるゲームは(格ゲーも含めて)それだけで非難されることもあるけれど、やはりゲームで努力を重ねたから見れる風景や関係性は代えがたいもので、だからこそ僕はそれに最大限のリスペクトを置いている。
今度、●●●●さんがイニDをプレイしているところを見るために、ゲーセンに一緒に行きたいな。
まあイニシャルD ver.3が今も稼働しているゲームセンターは都内にもほとんどないので、神奈川まで遠征になりますが……。それでも、行きましょう。

そのまま●●●●さんと話し込んで、すっかり始発の時間になった頃には皆が起き始めたのだけど、もはやこれ以上は明日の内容になるので今日はここまで。

 

(22)

不眠はいともたやすく曜日感覚を奪っていく。
完全に水曜日だと思い込んでいたので、仕事終わりにタイムラインストリートに行くために家を出たが、駅に着いた辺りで今日は火曜日だと気づいた。
ついでに大家からも電話がかかってきて「今日は自治会のペットボトル回収の日じゃないんで、持ち帰ってください」とお𠮟りを受けた。
ということは今日必死になって作業した木曜の会議の準備も、実はそれほど急ぐ必要がなかったということか。これはちょっと得した気分かもしれない。
ここのところ、時間経過が曖昧になっている。それを防ぐために日記をつけているはずなのに、何も意味を為していないことが判明してしまった。
汗をかいてまで外に出てしまった手前、Uターンで家に帰るのももったいない気がして、駅前のバーであるAmerican Kiss DBへ足を運んだ。

ここはアメリカンダイナーのような雰囲気で、そこそこ広いし、メシは美味いし、豊富な酒があるので重宝している。
あと、お通しのポップコーン食べ放題だし。
ただこれまで何度となくここでタコスをつまみにテキーラを摂取して死にかけてきたので、テキーラは控えることにした。
代わりにジンベースのカクテルを飲み続け、ついでにハンバーガーを食べた。ちなみに僕のオススメフードはレーズンバターです。

バーでは、カウンターに座っていたからかバーカンの人に話しかけられた。
サッカーやってそうですね、と雑なことを言われたが、産まれてこの方サッカー部に属したことはない。憎んでいたまである。
代わりに「ジャグリングサークルでした」と答えたら異様にくいつかれた。

 

大道芸はなぜかウケがいい。今までこの話題で適当に興味を惹きつけてやり過ごした会話が無数にあるが、実際に披露する機会はほとんどない。そもそも下手だし。練習しないでパズドラとかしてたし。

サークルでは部長を数年ダラダラとやり続けたが、僕の主な仕事は演技でなく、公演を取り巻く雑用全般であった。
司会進行、構成、音楽データの収集、機材運搬、メール、公演の営業など……。自分が演技する時は、その場の構成を見て適当にやるものを変えていた。ボール、クラブ、ハットあたりで誤魔化すのが大半である。
公演は地元のお祭りとか、駅の記念イベントとか、どっかの自治体のセレモニーとか、まあそんなんがほとんどだった。
でもそれも枯渇しはじめたので、最終的には水戸の風俗街(大工町)のど真ん中にあるアングラなバーにお世話になって、マスター経由で営業をかけてもらっていた。
そのおかげで野球少年団の卒業イベントとか、ワンダーグーの新装開店とか、老人ホームとか、そういうところにも潜り込めた。ワンダーグー、昼飯に和幸の弁当だしてもらえてマジでよかったな……。あと一応高校のサークル(大学も混ざっているが)という体裁で収入を得ることができなかったのだけど、交通費という面目で多少色を付けて謝礼もらえたし。ワンダーグーは北関東民の誇りである。


ジャグリングをやっていた時は、人から「社会人になっても一芸あれば便利なタイミングあっていいね」とよく言われたものだが、実際に芸が役に立った経験は一度たりともない。大規模な忘年会もない職場だし。というか会社でやりたくねえし。
というわけで、僕の道具は押し入れで腐っていて、数年に一回ほど思い出したように触ってみるだけの存在になっている。
芸は身を助くとはよく言うものだが、実際には芸自体ではなく、芸をしていたという経験談だけが酒のつまみで消費されていくのはなんとも皮肉な話である。

帰ってからプライムデーを少し漁った。デバイス類には興味を惹かれたが、ここで気を許すと必要がないのに購入するハメになるのでノータッチに徹することにした。
結局、洗剤とか水とかレッドブルとか日焼け止めとかを買って、なんともつまらないフィニッシュ。
あと集英社がKindle作品50%ポイント還元をやっていたので、Dr.Stoneとダイの大冒険を全巻買った。
本当はドラゴンボールを全巻電子で買い直したかったけど、対象外でがっかり。
これを言うと一定確率でびっくりされるけど僕はドラゴンボールが大好きです。
セル編の最後は本当に美しいと思う。未来トランクスとかいう存在、過酷な運命を一身に背負っていて、最高にカッコいい。
これを言うとシャバすぎるが、ベジータも大好きだ。キャラも、掛け合いもキマってるドラゴンボールとかいう作品、愛してるぞ……。
新しいコンテンツとか全然追ってないけど。

というわけで今は、ちょこちょこDr.Stoneを読んでます。そそるぜ。


(おまけ)
全く関係ないが、■■■■さんがラジオで提唱していた人生におけるベジータという概念が好きすぎるので、みんな聞いてみてください。

 

(21)

書くことがない!
不眠によってすべての感覚が狂い、常にうつらうつらしている。
本を読むことも出来ず、映画を観ることも出来ず、酒を飲むか人と話すかくらいしかできない。
眠すぎるあまり、仕事終わりにそのまま寝て朝早く起きる計画を立てたのだけど、見事に失敗して1時間くらいで起きてしまった。
こうなると、ただ入眠ができないだけの最悪の夜が始まってしまう。


コンビニで買いためたお茶割をひたすら飲み続けて、スペースをつけたら〒くんが来たので一緒に話していた。
京都生活は楽しそう? でなにより。
スペースの内容はおおよそ公言できるようなものではないため伏せるが、予想もつかない方向に話題が進み、後半は+++++さんと☆☆☆くんも入ってきてすごいことになっていた。
一つ言えることは、YouTubeでアニメを画面直撮りでアップロードしている人間にも人生があり、またそれは意外と豊かなものかもしれないということです。

あと、仕事中だとよくお世話になっていた中国の会社の営業さんが退社するということで電話をかけた。
中国の方だけど日本語が堪能で、中国関係の仕事をしているくせに一向に英語も中国語も終わっている僕は、彼に非常に助けられていた。
現地に行ったときもほとんど通訳をしてくれたし……。紹興酒をどれだけ飲めるかのバトルをして、次の日の体調が死にかけたことも含めて、いい思い出だ。
次はまたちょっと違う業種の仕事になるということで、頑張ってくださいと伝えて通話を終えた。
僕のWeChatには、彼のアイコンである、ハイブランドに身を包んだクレヨンしんちゃんのコラ画像だけがいまだに並んでいる。


ちなみに僕のアイコンは荒巻スカルチノフです。
そんなアイコン同士でビジネスのやりとりをするな。

(書くことがなさすぎたのでおまけ)

最近見てた動画
良い曲
楽しい動画
最近ハマってるチャンネル
楽しい動画2
良いアルバム
美しい動画

 

(20)

今日は~~~さんのMtG会なので高田馬場にある晴れる屋東京TCへ。顔見知り/初見の人あわせて6名が集まったのでドラフト決行。
指輪物語のコラボパックが直近で発売されていたので、それをプレイすることになった。
コレクターブースターを向いて一つの指輪(全世界1枚封入のカード。時価3億円)宝くじを体験したかったけど、先週くらいに既に当選がでていたので断念。
素直にドラフトブースターを3パック購入し、ドラフトすることに。

MtG、ここしばらくマジで触ってなかったのでカードプールが分からない。
(リハビリとしてアリーナを再開したのはいいが、赤単果敢速攻か、緑白エンチャントばかりで地獄みたいだった)
とりあえず指輪物語の固有メカニズムである「指輪があなたを誘惑する」を中心としたデッキを組んでみた。1パック目で「指輪の誘い」も引けたし。
黒固定として、残り一色が決まらず、ブレブレなピックに……。結果、バーンカード中心に集められた赤を採用した。赤黒は僕が一番好きな組み合わせだし。
それにしてもクリーチャーが少なすぎる……。これで勝てるのか不安になりすぎて、白をタッチで入れた。

僕の対戦結果は……
1戦目:0-2 敗北。vs赤黒ミラー。リソース切れしたところにクロック出されて負けた。
2戦目:2-1 勝利。vs4C伝説。どうにかバーンで捌き続けて、デッキ切れで勝つという壮絶な戦い。
3戦目:1-2 敗北。vs青白緑占術ミッドレンジ。~~~さんのピック力は毎回目を見張るものがある。異常にシナジーが回っていた。

1勝2敗でボロボロ。でもまあ、カードプール一切しらない勢としてはなかなか粘ったんじゃないだろうか。指輪4段階目とダブスト(ニ段攻撃)の組み合わせでほぼブロック不可の8点が飛ぶのが強すぎてワロタです。
時間さえ許せばその後もドラフト2回目や統率者戦をしたかったのだけど、昨日飯田橋に忘れたイヤホンを引き取りにいかねばならなかったのでここで退出した。
久しぶりに対面でやるドラフトは本当に楽しかったので、また定期的に参加していきたい。

帰り際、高田馬場にあるナツゲーミカドへ。
有名なゲームセンターであるミカドの系列店で、ピンボールメインで置いてあるお店。
初めて訪問したのだけど、12畳程度の空間に所狭しとピンボールが並べてあるだけで、スタッフもいない無人店舗だった。
更に言えば客もいなかった。日曜の夕方なのに。

しばらく客入りがなかったせいかどの台もスリープ状態になっており、場は静寂が支配していた。僕がコインを入れると息を吹き返したように一つのマシンが震え、やがて音を鳴らし始める様は、さながら1973年のピンボールのラストシーンを彷彿とさせる。
ラインナップは古い台が多い印象。役物もシンプルで、演出も控えめ。
GiGO秋葉原5号館や大阪のシルバーボールプラネットは新しい台が多く、役物もガションガション動くし、これでもかというくらいベカベカ光るので、シンプルな台はそれはそれで新鮮味があった。いくつかの台にコインを入れ、そしてそれらすべてで2~3分の内にボールをロストした。僕はピンボールが極端に下手である。

ピンボールは、人知を超えている気がして好きだ。
ボールをフリッパーで弾くという極めて物理的な遊具に関わらず、その盤面で起きているゲーム性について真に理解している人間は限りなく少ない。

フィールドに設置されている要素に対して、それらを説明するには陳腐すぎるモニター。役物の成立も理解できないまま、ただ落ちてくるボールを弾いてバンパーに当て、そしてまた落ちてくるボールを弾き続ける。何かの拍子で役物が動き、フィールドが変化し、気が付くとマルチボールが成立している。その理由は理解できない。僕みたいな無知なプレイヤーにとって、それは神の啓示なのだ。
光と音によって演出される玉打ち遊具という意味で、パチンコと似ていると思いがちだが、本質的に逆のものである。
パチンコは単純なゲーム性を過剰に複雑に見せかけていて、ピンボールは複雑すぎるゲーム性を単純に見せかけている。

煩雑なシステムで回っているボードの中で、理解もできないままに目の前に落ちてくるボールだけを必死に弾き返している行為は、人生のようで感慨深い。
僕はそんなピンボールが好きだ。

飯田橋に移動中、Twitterを眺めたら&&&&&日記が更新されていて驚愕した。前回で最終回じゃないのかよ。嘘つきパンダがよ……。
生きがいが継続して嬉しいです。

飯田橋でAirPodsのケースを回収した後はケンタッキーで新発売のNYチキンバーガーズを食べた。
赤身かるびが食べている切り抜きを見て、無性に食べたくなってしまったので。
僕は盲目の資本主義奴隷であるのでYouTubeの食い物動画にすぐ触発される。ゼイリブで批判されていた側の人間だ。はやくサングラスを寄こしてくれ~。
ハンバーガーは、フライドチキン・チーズ・フライドオニオン・バーベキューソース・マヨネーズという愚者の好物で構成されていた。
もちろん僕は愚者なので、いたく満足した。愚かさを極めるためにポテトも食べた。ケンタッキーのポテト、ファストフードチェーンで一番好きなので。
更に身を落とすためにビスケットも注文したかったが、胃袋の方が悲鳴を上げていたので勘弁してやった。
僕は心意気だけなら、どこまでも愚かになる覚悟ができています。

堕落する準備は、OK。

 

(19)
【削除】

 

(18)

あんまり書くことがない一日。
今日も箇条書きでいいか。いいよね。

・メルカリで買った古着が届いた。HECTICのTシャツと、BAPEのポロシャツ。
 どっちもゴミみたいな値段で放出されていたのを拾った。裏原服のゴミ処理は任せてほしい。
 夏服の季節が到来したが、いまだにどうすればいいのか良くわかっていない。いつも適当な柄シャツかポロシャツを着回している。
 世間では暑いのに長袖を羽織り続けている人種がいてびっくりしてしまう。僕は極度の汗かきなので、あれはできない。
 だが薄着だとなんだか心許ない。布は多ければ多いほど良い。僕がソシャゲの水着キャラに興味がないのも同じ理由で、布が少ないのは単純に損な気がするからだ。
 でも水着ホシノは欲しい。強いので。

・Twitterに顔を出した。みんな元気そう? でよかった。
 まあTL自体はたまに見てるんですけどね。
 最近、不在期間を作るというのは、すごいマッチポンプな行為なのではないかと思い始めてきた。自分で勝手に場を離れているくせに、戻ってきた時には大手を振った「帰還」のように演出できてしまう。これは良くない。何もしてないのに達成を得られる行為である。
 だからといってそれを自戒しすぎても、Twitterに戻るタイミングを永遠に失ってしまう。悩みどころだ。
 適当に期間を決めて、ここからTwitterに戻ろうかな。とりあえず、一ヶ月とか。

 Twitterを離れて一番困っているのは、「誰か飲みに誘ってくれ!」「飲みに行くぞ!」と突発的に呟けなくなったことだ。ああいうのはリアルタイム性が大切だから。
 DMはちゃんと確認しているので、誰でも気軽に誘ってください。平日夜でも大歓迎です。
 あと、最近筒井つい異常に可愛かった。元気なついも好きだけど、弱っている時はやはり輝いている。
 ついちゃん……水はいっぱい摂ってね……。ジュースはだめだよ……。

・プリズムナナ星空編を観た。七夕にだけ配信されているアニメらしい。なんだそれ。
 前々から$$$さんから存在を伝え聞いていたのだけど、ようやく試聴タイミングが巡ってきた。
 内容はすごく不思議な作りをしていた。背景説明が徹底的に省略され、少し宙に浮いた会話劇が繰り広げられる。劇中歌がふんだんに使われるがMV的な側面は強くなく、あくまでシナリオという大きな土台に乗っかっている。
 1周目は置いていかれないことに精一杯だったが、2周みて、とにかく痛みに寄り添った作品なんだと感じた。
 人の抱える各々の痛み、そこからの脱却の術を見つけられない痛み、その機会を得ても躊躇してしまう痛み。そして、そんな自分を卑下してしまう、痛み。
 幸福、それを素直に享受できない人間は多い。絶望は外部から忍び込み、その人を内部から規定してしまう力がある。
 誰だって、幸福になる権利があるはずなのに。

 ここではいっぱい絶望して、全部希望に変えなさい。

・@@@さんと定期ギルティギア会。
 大半の時間を雑談していた。夕方からずっと飲酒していて、酔いに任せてなんか自分勝手なことをベラベラ喋り倒してしまった気がする……。
 僕は死ぬほど楽しかったです。そりゃ好きなことを話し続けてるからそうなんですが。
 あと勧めたコンテンツや場所を実際に体験してくれるのは本当に嬉しい。僕は勧めたコンテンツを無視されていても別になんとも思わないのだけど、それはそれとして実際に向き合ってもらった時はやはり気分が良くなるものだ。
 僕も人から勧められたコンテンツは出来るだけ向き合っていきたい。

 十三機兵防衛圏は少しずつしか進められていませんが……。◢◢、マジでごめん……。今月中には絶対終わらせるから許して……。タイムラインストリートには……間に合わないけど……。そもそも、あいつ来るのか? 来てたら、嬉しいな。

僕はみんなと会うのが大好きです。

 

(17)

ホットケーキとカリカリのベーコンってなんでこんなに合うのだろう。
それとグズグズのスクランブルエッグがあればこれ以上ない贅沢。
色々料理をしているけど、本質的にはこういう食事が好きなんだよな。
マックグリドルの件でお察しかもしれないけど、僕はとにかく甘さとしょっぱさが同居しているものが好物だ。
パイナップルが乗ったピザとか大好物だもん。
パイナップルピザとチョコミントは、是非が問われる2大巨頭だが、僕はどっちも是です。大いに、是。

あとリコリスピザを観た。ポールトマスアンダーソン映画2連続だ。
最近TSUTAYAディスカスに登録したけれど、準新作も借りれることを知って驚いた。
リコリスピザ、良かったっすね。僕はブギーナイツみたいな、陽気な方の作風が好きなのかもしれない。
主役のアラナ・ハイムが、「年齢の割に幼さが残る」印象を持たせる顔をしている時もあれば、「やっぱり周りと比べて一回り年上」ということが明らかな表情をしている時もあって、その二要素を両立した人物であることが撮影で明確に表現されていて凄い。
あと時代設定に合わせたサウンドトラックも最高。
ラストに流れるTaj MahalのTomorrow May Not Be Your Dayをリピートしています。
そういやマグノリアのSave Meも好きだったな。
あと残ってるポールトマスアンダーソンでいえばファントムスレッドを■■■■さんに勧められていた気がする。観よう。

■■■■さんと言えば、そういえばテキストサイトの方のフォームに以下のようなコメントが来ていた。

>gasさんは■■■■さんのことを師匠と思っているようですが、このように思うに至ったお二人の関係の経緯についてぜひお伺いしたいです。

■■■■さんとの関係ですが、あの人と出会ってからかれこれ長い年月が経過しているので、その中で自然と形成されていった気がしますね。

そもそも僕と■■■■さんとの邂逅は6年以上前でして。
当時、僕は20くらいで、■■■■さんはちょうど今の僕くらいの年齢でした。
その頃、僕はまだ茨城とかいうクソ田舎にいて、インターネットで人と会うこともないし、基本的に学校とバイトの狭いコミュニティで生きていました。
学校でも趣味の話を存分に出来る人間はほとんどいなくて、閉鎖的な世界で映画とかエロゲとかを誰と競うわけでもなく接種しているだけ。Twitterでもそれほど人と付き合いなく、オフ会なんて未経験です。
そんな中、ちょっとした巡り合わせでフォロワー(〓〓という男)が主催する飲み会に参加することになって。
茨城から3時間くらいかけて新宿のラーメン居酒屋に行って、そこに居合わせたのが■■■■さんでした。

オフ会中はエロゲとか映画とか小説の話をひたすらにして、本当に楽しかった。
これまでの人生で誰とも共有できなかったことをこれでもかってくらいに話し尽くして、ああ僕が一人で蓄積していたことって意味があったんだって、初めて実感したのはその瞬間でしたね。
その上で、僕よりもはるかにコンテンツを知っていて、僕よりもそのことを雄弁に語る術を身に着けていて、そしてそれを恥ずかし気もなく飲み会で発揮していたのが■■■■さんたちだったんですよ。そりゃもう、憧れるじゃないですか。
つまり、■■■■さん(+〓〓)は、初めて行ったオフ会で知り合った、初めて尊敬した上の世代の友達なんです。

ちなみに■■■■さんと仲良くなった決め手は、おばけゴースト(ゲーム実況者のrevinと批評家の村上裕一がニコニコでやっていたラジオ)とUsteream Checker(生配信のコミュニティ)の話題でした。
そんなことを共有できる人間は、現在に至るまで人生で彼しか現れていませんが……。

それから僕が就職して都内に出れるようになり、遊ぶ回数も増えていって。
その中で、多くの小説や映画を教えてもらい、また彼の生き方をみて多くの思想を学びました。
特に影響を受けたのは、やっぱり彼の「やりたくないことは、絶対にやりたくない」という考えですね。
昔の僕の考え方は体育会系というか、少しネオリベっぽいところがあって。
常に生き急いでいて、創作にしろ仕事にしろ、なにか「生産している」ことを重視してたんですよ。他人を見る時さえ。
でも■■■■さんの近くにいるうちに、人は生産を目指さずに生きていて良いし、「何もしない」をしてもいいし、それでもすべて対等だと気づかされました。
「無産」ってクソみてえなワードがあるじゃないですか。あれ、死ぬほど嫌いなんですけど、有産ってそんなに偉いことかよ、って心から思えるようになったのは、やっぱり■■■■さんがいたからなんです。

人間、20を過ぎると考え方が変化するほどに影響を受ける人物ってなかなか出てこないと思うんです。
でも、僕にとってはそれが■■■■さんなんですよね。
まあ、こんなこと面と向かっては一切言わないで、無職がまた何か言ってんな、みたいな態度で接してますけれども。
あと外から見てるとどう映るのかよく分からないんですが、あの人はめちゃくちゃ世話焼きで、意外と友情に厚い。
友達は大切にしろってことも、あの人の態度から学んだ気がします。

これは余談なんですが、僕は2~3年前くらいに鬱をやらかして、一時的に消えていて。
その時に殆どの人間関係を解消してるんですよね。
(だから僕が現在形成している人間関係の多くは、ここ2年くらいのものです)
それでも、消えてた時に僕のことをずっと覚えていてくれて、また(間接的でも)復帰に手を貸してくれた人をずっと忘れていません。
その内の一人が■■■■さんでもあるんで、まあ恩があるわけです、あの無職には。

今では月日も経って、僕はいつのまにか出会った頃の〓〓や■■■■さんと同じ歳になっています。
当時の僕と同じような歳の友達もちらほら出来て、年長的な扱いを受けることも増えました。
その度にいつも思うんですよ。
僕は、あの時の〓〓や■■■■みたいに人に憧れられるような、何か影響を与えられる人間になっているのか。いや、そんなことより、とにかく少しでも僕が憧れたあの人たちに近づけているのかって。

 

あの時。
あの二人は確かにかっこよくて、今もそのまま、僕にとってはずっとかっこいい憧れの存在のままです。
追いつけないかもしれないけど、せめてあの勇ましさを目指して生きていけたらって思ってるんです。
だから、まあ、やっぱり師匠筋だと思いますね。総ての。

 

(おまけ)
■■■■さんの「世界一幸福な男」シリーズを未視聴の人間がいたら、絶対に観てください。Youtubeに上がっている中で一番美しい動画なので。
とりあえず、最初はラブホのおしごとがオススメです。

ちなみに彼のラブホ勤務は後に
こうなってから
こうなりました
この間3日なの、本当に面白すぎる。

 

(16)

健康診断当日。
朝食抜きなのは何も問題ない(そもそも普段から摂らない)のだけど、コーヒーとタバコ禁止が死ぬほど辛い。
僕は枕元に煙草を置いていて、起床したその瞬間に一服する。そしてシャワーを浴びてからドライヤー前に一服。準備をして出かける前に一服。会社についてからフロアに向かう前にも一服の、計4回喫煙が出社時のモーニングルーティーンとなっている。
これらが全て消え失せると、人間の形を保てるわけがない。加えてカフェインも取れないなんて。

気が狂いそうになりながら人間以下のゲル状生物が這うように出社。健康診断までの時間は何も記憶がない。多分、ひたすらに震えていただけだと思う。
健康診断は特筆することもなし。毎年、特別に異常な数値はなく、健康そのものである。低血圧以外は。
昨年も、一番不安要素だった肝臓すら案外問題ない範囲(C:要経過観察)で収まっているし。まだ結果は出てないけど今回も大丈夫だろう。
そういえば採血、すっかり大丈夫になったな。
昔(拒食症時代)は、もう終わった後はフラフラだった。そもそも何もなくともそこら中で倒れてたし。
それなのに、なぜか献血がしたくなって、体重制限を誤魔化すために2Lの水をがぶ飲みして物理的に体重を増やして挑んだ時もあった。
もちろん、終わった後にぶっ倒れた。
なんだったんだあの自傷行為は。

そんな時代も終わり、体重もかなり平均的に戻ってきた。
なんならちょっと太りすぎな気もする。
世間的にはまだまだ痩せ型であるのは理解しているものの、僕は多少痩せすぎくらいな体形が好きなので、BMIでいう標準範囲は不服である。
せめて基準ギリギリくらいには戻したい。気をつけておかねば加齢も相まってすぐ太りそうだし。
頑張らなきゃ。……頑張ります。

あと身長が1cm以上伸びていた。なんで? まあ、低身長なのはなにも変わらないんだけど。
身長、昔は結構なコンプレックスだったな。今ではもはや気にすることもなくなった。どうしようもないことには慣れるものだ。コンプレックスとの付き合い方もなかなかうまくなってきたものだ。
いや、顔だけはやっぱりコンプレックス多すぎて髪で隠しているけれども。

健康診断が終わった後は喫煙所へ直行。コーヒーとタバコをひたすら接種。これの難点は口臭が終わることですが、一応デスクに戻る時はガムを噛んだりうがいをしたりしてケアはしている。それでもヤニ臭いんだろうな……。
喫煙者は生きているだけで加害者である。それを自覚して生きていかなくてはいけない。知るかボケ。ぶっ殺すぞ。みんなフランクに人類滅びろとかツイートするくせにヤニに厳しいのなんなんだよ。全員副流煙で死ねてハッピーじゃんか。俺も肺病でさっさと死ぬから安心しろ。
……まあ、そんなことは一切思っていないし、むしろ前半の方が気持ちとしては強いが、色々な気持ちがせめぎ合っているのは事実である。
とりあえず、ドライブ中に頻繁にコンビニに寄ってテンポが悪いことと、居酒屋に行く時に完全禁煙じゃない場所を探すことになるのは本当にごめんなさいという気持ちである。迷惑人間であるのはマジで事実だし、認める。
でも今回数時間禁煙して、僕にとって一番ミニマルな幸福というのは「ある程度自由に喫煙が出来ること」だなとしみじみ感じた。それに加えて音楽が聴けたり、文章が読めたり、動画が見れたりしたらいう事がない。これが個人で完結する幸福の条件である。
だから、喫煙が困難な駅にはあまり近づきたくない。(代表例:神保町)
まあこれは一人の時の話で、友達がいれば結構な時間耐えられるんですけどね。

禁煙。禁煙か。
この話題は定期的に人に振られるけど、現時点でマジで一切やめる気がない。1箱1000円になったら~とか関係ない。やめるつもりはない。
それこそ、少し前までは「ガチで死に直面するまでやめないだろうな……」と思っていたのだけど、■■■■さん(僕の総てにおける師匠筋と思っている)がラジオで「元気より重要な物はない。それが出来ないようだったらタバコを辞めてもいいと思っている」と語っていて衝撃を受けた。
そうか、元気のほうが大切か……。当たり前だけど、当たり前すぎて気付かなかった。これは金言である。
だから、死とまではいかずに、喫煙によって元気が阻害されている事態に陥ったら辞めます。多分。
今は元気なので辞めません。

帰ってからは&&&&&の小説を読んだ。
都会(東京)から「遠い土地」に訪問した時の心境描写が凄い。
遠い土地には確かに開放の力がある。しかし都会のあの喧騒は、それ以上の力で僕らを根底から縛り続ける。
物語中でも、都会で起きた出来事がことあるごとに回想されるが、直接的にそれに関わることはない。……関わることはないのに、大きな力を持って束縛する。
その精神性が「殺人事件」や「名探偵」というアイコニックなワードを使うことで、これ以上なく表現されているように感じた。
だからこそ、ラストが気持ちいい。

分かりやすいカタルシスではなく、「非日常な日常の継続」という、ダラっとしていて、モラトリアム的で、それでもちょっとした関係性の変化で選択する行動が変わっていくような。
&&&&&の小説を読むたび、小市民的な消極さと、その中にある前向きさの描き方が輝いていて、その丁寧さに感動する。
なんとか大賞、受賞してくれ~。

あと&&&&&日記も最終回を迎えていた。
僕の一週間の楽しみが消えた……。
この日記も、&&&&&日記に大いに触発されているので、寂しい気持ちがある。
でも、まあとりあえずは半年間の休職お疲れ様でした。これからが大変かもしれないけど、マジで頑張ってください。

夜は、昨日酒が飲めなかった分を開放して、一人で大吟醸(コンビニの安いやつ)を飲みまくって潰れた。
摩耶雄嵩の木製の王子をようやく手に取ったけど、途中から酔いで文章が読めなくなって、音楽を聴いて泣いていた。
なんだっけ……。神聖かまってちゃんを聴いてた気がする。コンクリートの向こう側とか、美ちなる方へとか、死にたい季節とか、そんな感じ。
昔のアルバムのやつばっかだな。本当は夏.インストールとかも好きなんですけどね。
あとdaniwellPのボカロ曲とかも聴いてた気がするな……。あっ、最後の方はBMSのChristmas of Milleniumとか聴いてたんだ。夏なのに。
酒が飲めるって幸せだな。
これも幸福の条件です。

 

(15)

あんまり記憶がない一日。
明日が健康診断なので酒が飲めなくて辛かった。
あと、インヒアレントヴァイスを観た。アンダーザシルバーレイクを期待したけど、そこまででもなかった。
ハードボイルド・ミステリ的な、「行き当たりばったりで進んで、そこで小イベントが起きて、繋がってるのか繋がってないのか分からない手掛かりを得て……」という構成は、いちいち起こる出来事の、その外連味によって作品全体の面白さが規定されると思うのだけど、ポール・トマス・アンダーソンのローファイな感じがいまいち自分にはハマらなかった。ザ・マスターとかブギーナイツとか大好きなんですけどね。

アンダーザシルバーレイク、見直したいな。
そういやレディープレイヤーワンがスピルバーグによって映画化されたとき、あまりの原作との乖離……というか、ガキ向けになりすぎていたことで、静かに怒りましたが、本当に求めていた原作のテイストはアンダーザシルバーレイクという映画によって体現していたんだと感動したものだ。
アイデンティティ崩壊ピアノシーンとか、何度でも見たいもんな。あ、なんかビッグリボウスキも見直したくなってきたな。

そういや、ひがしやしきの新曲がいつの間にかあがっていた。
久しぶりに胸にざわざわきてついついリピートしてしまう。

"
みんな 移り気だからさ 仕方ない
心の準備はしとくの

それでも 拭えやしないほどに 焼け付いたシルエット
"

卒業していったVtuberも少しずつ積もってきて、彼ら/彼女らを見つめている時に無意識に「心の準備」をしている自分がいる。
慣れなんだ、全部。邂逅も、別離も。
それでも、見送る瞬間の気持ちはあの頃(#148-149)からいまも変わってないと、最後の気持ちだけ抱きしめながら生きていく。
そして、今いる人を愛する気持ちも。

愛は元気です、いまでも。

 

(14)

 久々に出社。

ここのところずっとテレワークをしていた。

会社には週2回出社として申請しているのだけど、直近はもはや週1出社すればいい方である。

たまたま実験や貨物対応が少ない時期なので在宅で仕事していても問題ない時期なのだけど、とはいえ申請している内容を無視してテレワークを多用しているのはどう思われているのか? と不安がある。

それでもテレワークを続けている理由としては、入眠の悪化により少しでも朝を遅くして睡眠時間を稼ぎたいという体調面の問題と、そしてそれを上回る事務所での精神面でのストレス問題がある。

 

​後者については、会社がフロアを縮小してデスクのフリーアドレス化に舵を切ったのが全ての始まりだった。

出社の度に空いているデスクを探すのは億劫だし、席についてみるまで隣に誰が座るのかが分からない。

ようやく確保した席で作業をしていると、周囲がweb会議を一斉にはじめて集中できないなんてことは日常茶飯事だし、ひどい時はねちねちとした説教が横から聞こえ続けるときもある。

僕は人が怒っている場が果てしなく苦手だ。

自分事でないとしても、誰かが怒られているという状況に出くわすだけで吐きそうになってしまう。

そういった環境が続いた結果、ついに僕は出社する毎にパニックを起こしてしまうようになった。

精神的ストレスがたまると目眩がはじまって吐き気が止まらなくなる。しまいには動悸があがって動けなくなってしまう。

そうなると、予感が走った瞬間にトイレの個室にかけこみ深呼吸で対処するしかない。

狭い個室で息を整えている間の、あのひたすらに惨めな気分を思い出すと、自然に通勤から足が遠ざかってしまうのだ。

 

​それでも今日は健康診断の受診票を受け取るために出社しなくてはいけない。

何時間寝れたのかもよくわからない最悪な目覚めでシャワーを浴びて、どうにか支度を整え出社にこぎつけた。

しかし、会社の駐車場についてバッグを背負った瞬間、違和感で頭がいっぱいになる。

——バッグが軽すぎる。

まさかと思って中を開いたら、見事にノートパソコンを忘れていた。

ご丁寧に、マウスとACアダプタだけはしっかりと入っていることに腹が立った。不眠はいともたやすく認知をバグらせる。

 

焦って車の中から時間休を取得するメールを課長に送った。もう会社の敷地にいるのに。

それからすぐ通勤路を逆走して、部屋に戻るとパソコンをひったくるようにバッグに詰め込み二度目の出社へ。

時間休をとった分が15分ほど余っていたので会社付近のローソンに車を停めて、虚しさとともにぐったりと運転席に沈み込む。

火を点けた煙草は、生ぬるい大気と混ざり合って、ひたすらに不味かった。

 

退勤して家に戻ると、シーフードカレーを作った。

カレールーがなかったので、そこらへんに転がっていたクミンとかコリアンダーとかカイエンペッパーを適当に混ぜてガラムマサラを調合し、スパイスカレーにした。

カレーだけじゃなんか寂しいので、冷や汁も作ることに。

 

冷や汁、人生において縁なく育ってきたのだけど、昔に宗教……ではないとしている某団体のコミューンに行ったとき(#137参照)、炎天下の中で農作業をした後に飲んだ冷や汁が美味しすぎて、あれ以来夏になると作ってしまう料理になったな。

あの時期ほどのリスク無視の突撃精神は残っていないが、それでもあの冷や汁はちょっと飲みたい気持ちがある。

そんなことを考えながら、氷をいれてキンキンにした冷や汁はとても美味しくて。

やっぱり自分で作るものでも十分だな、としみじみ思った。

 

明日からは記録的な猛暑が始まるらしい。

夏が、すぐそこまで来てる。

また、夏が。

 

そんな前兆の中で僕は。

 

冷や汁に入れたアジの小骨がのどに刺さって、延々と悶絶していた夜だった。

(13)

 日記を書き上げた後、データが飛んだのですべてのやる気が消えた。

箇条書きで済ます。

・起きたらTwitter障害(?)のニュースでネットが持ちきりだった。

 僕が距離を置いている間に戻る場所が失われてしまうのか?

 

​・朝マックを頼んだ。マックグリドルは完璧な食べ物だ。

 神は1日で天地を創造し、残り6日かけてマックグリドルを考案された。

 故に世界は不完全で不条理で、その中でマックグリドルだけが完成されている。

 ちなみにホットケーキにコカ・コーラをかけたものこそ完成された食い物だと嘯く書物があるが、あれは偽典なので信じないように。

 

​・朝マックを食べながらTwitchをつけたら+++++さんと******さんがきたので三人でDiscordで通話した。

 全部格ゲーの話。

 

​・+++++さんがGGSTを買ったらしいので練習に付き合った。

 完全なる格ゲー初心者なのになかなか良い動きをしていた。楽しそうにプレイしていて嬉しかった。

 僕はと言えば、ラムレザルでしっかりハメ殺した。これはGGSTの通過儀礼なので僕に非はない。

 初心者狩りではない。

 初心者狩りでは、ない。

 

・その後はしばらく書き物をした。

 

・夜は@@@さんに教えてもらったフリゲをやった。少女偽談。Twitchで配信した。

 1日に2回も配信するってどうなってるんだ。Twitter障害のニュースでオンラインに接続したい本能が刺激されていたかもしれない。

 ゲームは面白かった。前作と繋がりがしっかりあって、併せてストーリーを考察すると綺麗にまとまっている。

 月子(1週目の方)が死んだとき、ガチで鬱の発作がでそうになった。

 月子が西條八十が好きって言ってたけど、どうせトミノの地獄でしょ。僕はなんでもお見通しです。

 

​(おまけ)

Gasが元気ない時に見る癒しの動画

 

(12)

 起きた瞬間に低気圧を察知。外からは小雨の音がささやかに聴こえてきて、僕はベッドに縛り付けられる。

 元来の低血圧もあり、僕というハードは天気の悪い日は起動に時間がかかる。くせ毛もひどいことになるし、気分も憂鬱で仕方がない。

 そこで、そういえば低気圧症に効くという​漢方を買っていたのを思い出す。五令散。物は試しと飲んではみたけど、特に実感は感じない。

 どうしようもないのでコーヒーとパーラメントで強制起動をかけることにした。結局、これに頼ることで僕は人の形を保っている。

 ​ 

支度を整えれば、次の文章を書くためのロケに出発。近くの江戸川を見に行くも、絶妙なコレジャナイ感を味わう。

 なんというか……前に&&&&&と◇◇さんと散歩した荒川のように、しっかり舗装されていて川沿いを歩くことができるイメージで訪れたのだけど、雑草が生い茂っており気軽に近づくことすらできなかった。そもそも橋がねえ。

 ストリートビューで確認する限り、外環の方まで出れば期待していた風景を得られるようだが、小雨のじめじめとした湿気と不快な暑さのコンボの中ではそこまで歩くことも出来ず、断念して駅に戻った。

 駅に戻ったタイミングで無性にタバコが吸いたくなった。だが、松戸駅には喫煙所が併設されていない。

 普段なら駅ビルの最上階まで昇って喫煙室を借りるのだけど、そんな元気もない僕は近くのパチ屋に足を運んだ。

 パチンコ屋は公共施設だ。トイレも綺麗だし、喫煙ブースもある。ついでに、パチンコも打てる。

 一服の後にふら~っとスロットの島を見ていたら、ジャグラーを打ちたくなった。

 ​ 

僕とギャンブルの関係性について、詳細はテキストサイト#53を参照してほしいのだが、とにかく昔は途中で切り上げることが出来ずにのめり込んでは財布の金を全てすってしまうタイプだった。だが、僕も今ではアラサーだ。自分の理性くらいは制御する術を知っている。

 こういう時、僕はジャグラーに1000円だけを入れるようにしている。ペカっても、ペカらなくても、それでおしまい。つまりは1000円だけの運試しだ。

 これを深追いしてもう1000円……と入れていくと泥沼だということを理解しているので、どうあろうと1000円で切り上げる意識を事前に強く持つのが大切である。

 そうして、今日もちょっとしたガチャを回す感覚で、僕は1000円を入れた。

 

​パチンコ屋を出ると、そのまま駅前の喫茶店「若松」へ足を運んだ。

 ここは松戸でも貴重な喫煙可能な喫茶店で、執筆している時期などによく使わせてもらっている。

 そのせいで店を切り盛りしているおばちゃんとも顔見知りとなっており、うっかり財布に金を入れてくるのを忘れた時なんかはツケにしてもらうときもあったくらいだ。

 (もちろん、ちゃんと次の訪問時に返している)

 日差しで火照った身体をアイスコーヒーで冷やして、ひとしきり文章作業を進める。今何を書いているのかは、そろそろ公表できるはず……。

 二時間くらいで作業を一区切りして、会計へ。

 いつもお世話になってます……いえいえ……という会話をしながら財布を覗くと。

 

​そこには1枚も紙幣がなかった。

 ​ 

家を出る時は確か何枚か入っていたはずなのになぜ!? とパニックになったが、少し前の行動を思い出せば答えはすぐに見つかった。

 ジャグラーを打った時に僕はムキになって財布の中の5000円を全てつぎ込んでいたのだ。

 一度もペカらずに無に吸い込まれていった5000円。あれのせいで、僕の財布はすでに残高0と化していたことを、すっかり忘れていた。

 すぐATMから出してきます! とおばちゃんに平謝りしたが、やはり「ツケでいい」と押し切られてしまった。人生2度目のツケ。

 こうして、また僕は罪を重ねてしまった。さっさと返しにこよう……と決意して、申し訳なさを抱えながら店を後にした。

 

​家についてからdiscordを確認したら、なぜか□□□□がボイスチャットに居たので合流。

 □□□□はなぜかひたすらGetting over itをプレイしていた。人生における可処分時間の意義を考えたほうがいい、と僕は彼に忠告して、画面共有でそれを眺めながらSteamのサマーセールでめぼしいタイトルを探すことにした。

 ひととおりカートインし終わったあたりで□□□□が発狂してゲームをブチ切ったので、気分転換として2人で「違う冬のぼくら」をプレイすることにした。

 これは2人用の協力型ゲームで、それぞれのキャラを操作してアクションパズルを解いていくといった内容だ。

 似たような協力ゲームだとチックタックとか、It Takes Twoなんかを遊んだけれど、この「違う冬のぼくら」がそれらと比べて優れているところは、お互いが見えている画面が大きくことなるという点である。

 というのも、操作キャラの片方はマップを絵本のような世界として認識しているけれど、もう片方の目には同じ世界が荒廃した機械帝国のような光景として見えているのだ。

 お互いの認知が違うことによって、同じオブジェクトでも操作が変わったり、他キャラクタに対する行動に違いがでたりするのだが、しかしそれでも相手側がどんな画面になっているのかは直接見ることはできない。

 そこで口頭での情報共有が重要な役割を果たすのである。同じステージの攻略をしているはずなのに伝言ゲームのような作業が発生するのは、わちゃわちゃして存外楽しいものだった。

 アクションゲームとしてもそれなりにやりごたえがあり、結局お互いのキャラを入れ替えて2周目まで遊んでしまった。

 格ゲーでもそうなのだが、一緒に同じゲームをプレイするという人間がいるというのは本当に恵まれていることかもしれない。

 その環境のありがたさと、パチスロなんかもう打たないという反省を胸に、一日を終える。

 ​ 

(11)

 ◎◎◎、△△、僕の三人で日暮里で酒を飲むことになった。◎◎◎とこんなに短いスパンで再度会うのは社会人になってからは初めてかもしれない。

△△というのは、◎◎◎の中学時代の同級生である。僕と◎◎◎の付き合いは高校からであるので、△△と僕は◎◎◎を介した関係であり、つまり元を正せば友達の友達というわけだ。

とはいえお互い出会って数年が経った今ではもはや直接的な友人であると言えるだろう。

 

△△と初めて会ったのは、2018年くらいのコミティアであった。この頃はまだ◎◎◎も一緒にサークル参加していた時期で、本と一緒に彼の音楽CDも頒布していた。

 

そんなとあるコミティアの前日、突然彼から電話が来たかと思えば「友人を呼んでいいか?」という切り出しをされた。別に客として呼ぶのは大歓迎なのだが……と答えると、いやいやサークルの手伝いとして呼びたいんだと返された。どうやら前日に◎◎◎は前日に中学時代の友人たちと集まっており、その中でコミティアの話題を出したらしい。

そこで、当時のオタク友達だった一人が興味を持ったようで、その場の勢いで手伝いとしてサークル席に入れることを勝手に提案したとのことだった。

 

​既に約束してしまったとのことで渋々承知したのだけど、僕からすれば完全な他人である。それにサークルスペースには席は二つしか置けないため、常に一人が弾かれてしまう計算なのだが、一体どうすればいいんだろう? というか◎◎◎も普段からすぐ席を離れてサークル周りをしに行くあたり、まさか僕は知らない◎◎◎の友人と二人きりで残されるのではないか? 当日の僕の足取りは重かった。

そんな心配は見事に的中し、イベントが始まってすぐに当の本人は颯爽とスペースを離れ、初対面の僕らが残された。せめて一緒に連れて行けよ……と内心呆れていたのだけど、そんな気遣いを彼に求めるのはないものねだりという奴だ。結局、全く知らない他人である△△と気まずい時間だけが過ぎていった。

△△は△△で結構な人見知りでずっと無言であり、仕方なく僕が当たり障りのない話をし続けたと記憶している。多分彼としてもコミティアに来るのは本望でなく、テンションの上がった◎◎◎に半ば強行的に連れてこられたのだろうな……と察することは容易だった。

決定的に壁が崩れたのは、ようやく彼の口を開かせることに成功して、職歴を聞き出したあたりだった。なんと彼は高校卒業から何年も引きこもりをしていて、無限にPSO2をプレイして時間を使い潰していたというのだ。

これには僕はテンション上がりまくり(なぜなら、僕は仕事をしていない人間が大好きだから)で、気分が上がった僕は失礼も気にせずに根掘り葉掘り彼の生活を聞き出しまくった。

これ以上はプライバシーの話になるので避けるのだが、紆余曲折を経て、今では定職に就いて独り立ちしているということで、想像以上に立派な人物であった。立派ではあるが、時折僕の質問に対する彼の返答に違和感を覚えていたのも事実であった……。

 

気になって後から◎◎◎から答え合わせをすれば、彼の発言のその半分は嘘であった。昔から嘘ばかりつき続ける狂人らしく、それも含めて僕は非常に彼が気に入ってしまった。(一応、仕事を就いているのはちゃんと事実だった。ちなみに元ニートでPSO狂いをしていた件も、しっかり事実だった)

◎◎◎の無神経が産んだコミティアの珍事ではあったが、結果として僕と△△は意気投合して、今では定期的にアキバに集まっては酒を飲んで酔っぱらったまま日暮里までひたすら歩くという会を二人でするような関係となっている。

 

ちなみに◎◎◎が引き起こしたコミティア珍事件はこれだけでなく、他にもサークルスペースに混乱を引き起こしたことがあったけど、それはまた別の話ということで割愛……。

 

日暮里ではすぐに酒を飲まずにダージリンというカレー屋に入った。僕個人は何度か訪れている場所で、非常に凝った内装(画像検索してほしい)や種類豊富なメニュー、そして美味しい紅茶が飲めて気に入っている。

カレーを腹に収めたあとはそのまま日暮里駅前の適当な居酒屋に移り、そこそこ早い時間で解散した。

帰りながらYouTubeを見ていたら、稀羽すうが3Dお披露目配信をしていた。稀羽、ついにここまで来たんだな……という感慨で少額だけスパチャを投げた。

スパチャという概念はそんなに得意じゃないので普段全くしないのだけど、まあ好きな配信者の祝い事の時くらいはいいでしょう。

 

​ちなみに他に直近でスパチャをしたのは、けん(天帝わんちゃん)がTwitchをBANされた時です。

もはや実績解除の祝い事なので。(それはそれとしてBAN解除おめでとうございます)

 

​(10)

 数年ぶりに会社の飲み会に出席した。

自分の部署ではもともと積極的に飲み会をやりたがらない空気感があり、コロナの自粛も相まって2020年以降まったく開催がなかったのだけど、今回は他部署の飲み会にゲストの一人として呼ばれる形で招待を受けた。

それなりに楽しみにしていたのだけど、いざ酒が入り始めると周囲ではひたすらに会社の人間の陰口大会が始まり、本当にげんなりした。

 

酒の場だから、という免罪符をよく聞くが、どうであれ人との対立を表明するということにはそれなりの覚悟が必要だと思っているので、飲酒を盾にするだけでこんなにも容易く敵意を表に出せる人々に僕は恐怖を覚えざるを得ない。

そもそも、僕の場合は酒が入ると大抵の場合で人への愛情が増幅される。

よくアルコールを過剰摂取しては好きな人間たちへのラブコールを叫んでいるのだが、ともかく飲み会の間シュプレヒコールのように陰口を繰り返す人々の中で、僕だけが別の対岸に取り残された気分だった。

愛想笑いでやり過ごすことにも限界を感じ始めた頃合いで、喫煙できる違うフロアに一人で移動して、置いてあった灰皿を使いながらタトゥーの入った暇そうな店員としょーもない雑談をすることで時間を潰して飲み会を終えた。

僕は酒を飲むのが好きだ。飲み物としても愛しているし、副次的効果である酩酊も好きだ。

酔いが完全に回った時、冷静に振る舞いながらも内側で様々な激情が湧き上がり、やがてそれが抑えきれなくなりそうな瀬戸際のあの時間。あの時間に、言い表せない幸福を覚えるのだ。

だからこそ、僕は飲酒の時間を好きな人間と過ごしたい。笑い話、苦労話、くだらない話、愚痴、なんでもいいけど、向き合っている人間とノーガードの対話がしたい。

嫌いな人間の話だっていい。でも、会社の飲み会で起こる、あの政治的な感じ。人を貶めるための合意を強制的に取るような、あの感覚だけは気持ちが悪くて仕方がない。

誰かと敵対するということはそんなに軽いもんじゃねえぞ。人間一匹を舐めすぎてないか。と、面倒くさいことを思って怒りと共に居酒屋を背にした。

 

帰った後は@@@さんとギルティギア対戦。もはや定期会になっているが、こんな自分に構ってくれていることに素直に感謝している。

自分が前回の反省から持ってきた対策としては下記。

 

・5P対空の比重を上げる

 ⇒ミリアが頭上で行う連続空ダでのめくりに刺さるかと思って用意。成功したりしなかったりで、まだ見極め中だが、割りと有用?

・低空後ろダッシュSリーパー

 ⇒持続長いので相手の飛び上がりや落下中に刺さり、ハートの位置もステインつけやすい位置に残る。空中遠Sより発生遅いので過信は禁物だが、有用だった。

・ワープ多用

 ⇒画面端で4択強要されると負けパターンなので、どうにか中央に逃げ続ける。

・リバサ覚醒での無敵ぶっぱ(カラミティワン)

 ⇒成功率は1/3以下。単純に僕の技術がカス。

 

​前半は負け越し続けたけれど、最後の15セット近くはなかなかいい感じに立ち回れたんじゃないだろうか。

やはり重要なのは細かい技術面よりも「いかにテスタ有利な遠距離の間合いを維持するか」ということであり、ステイン付与から焦って触りに行くのは悪手だと分かり始めた。画面中央での素出しアービターも辞さないくらい強気でいいのかもしれない。

あとは画面端追い詰め時の固めを練習しなくてはいけない。

 

天帝わんちゃん、スト6ばかりやってないで、そろそろテスタの固め解説編も配信してください。

 

​(9)

 本当に惰性で生きた一日だった。

無為。無為である。

どれくらい無為かというと、アマプラで400円レンタルした映画の視聴期限が今日までと分かりつつも、再生できずに無駄にしてしまったくらいだ。

眠くて何も手がつかない。限界なので、夕方2時間寝た。これで、また入眠が悪くなる。悪循環だと分かっているのに。

 

起きてからGGSTをやったけど、これも本当に惰性のプレイだった。なんと昨日9Fに到達したのに、そこから7Fまで落下したほどである。

格ゲーは脳をフルで使い切ることが大切だ。勝ちたいのであれば3セットという短い時間の中で、相手の行動を分析し続けなければならない。そうでないなら、せめて成長のために新しい技術を体に覚え込ませるよう目標を決めてやらなくちゃ。

 

しかし今日は、勝つためでもなく、そして成長のためでもなく、意味のないダラダラとした試合をつづけてしまった。これでは得られることもなく、メンタルにも悪いし、なんもいいことがない。

7Fという景色で、ようやく目が覚めた僕は「あー、強くなりたい」と虚しく口にした。

ならば、向き合い方を変えなくてはいけない。

無為なゲームだとしても、それを反省すれば有為になる、かもしれない。僕は久々に昔つけていた格ゲー用のノートを引っ張り出す。

……なんで格ゲーだとこんなに体育会系な思想が出るんだろう、僕は。

 

ともかく、今日はひどい一日である。

でも人は意味だけを求めて生きることはできないから、ダメな一日があってもいいさと開き直るくらいが良いのかもしれない。

どんなダメな一日だったとしても、僕はまた今日を生き抜いた。

世界からの圧力に対して、生まれてから続いている連勝記録を今日も一日分更新した。これに関しては試合内容がどうであろうと、僕の勝ちだ。

当然、明日も勝つ。寝れなかろうと、体調が悪かろうと、精神がダメになろうと、それだけは勝ってみせる。僕の連勝は途切れない。

 

これからも負けるつもりは、ない。

 ​ 

(8)

 サークルの相方である◎◎◎がウチに来た。

現場周りをしていて、たまたま今日は松戸だったらしい。

コーヒーやクッキーを差し入れてくれたので、それをつまみながら1時間程度雑談した。

大体は仕事の話と、彼の家庭の話。2人目が産まれて大変なこともあるだろうけど、それを感じさせないほどに楽しげだった。

近所の付き合いとか、会社の付き合いとか、奥さんの話とか。

ひたすらにエロゲの話ばかりして一緒にコミティアに並んで座っていた時もあったと考えると、感慨深いものがある。

僕らには人生の選び方にいくつかの分岐があって、その両端をお互いに選び取ったのだろう。

それでも彼と話すのは楽しいし、お互いに何か気を遣うこともない。

 

​ここではっきりさせておきたいのだけど、僕は彼を見下していない。これが彼にちゃんと伝わっているのかは分からないが。

創作をしなくなった奴、というレッテルを僕が張り付けていると感じていたらそれは悲しい。僕はそんなことは一切考えていなく、本心で彼を尊敬している。

ただ、進んでいる道が違うだけだ。それに、その道はいつか交差することもあるだろう。ふとした拍子に。

今のところ、僕があっちの道に近づいていくことはなさそうだけど。

とにかく、今、僕は一人でコミティアに座っている。ただ、隣の席は埋まっているのだ。その席を持っている人間は、別の場所で戦っているというだけで。

 

​今日はそういえばMAZAI IN GODの日だった。

顔を出そう、顔を出そうと思っていたのに、外に出ることが出来なかった。

昨日寝れていなくて明確に体調が悪いし、人の多い場所で酒を飲めるメンタルでもなかった。ゴエティアの献本できなくて、本当にすみません……。

​せめて来月のTIMELINE STREETには行きたい。絶対、行く。

 

​夜はGGSTのランクマッチを少し触った。8Fスタートで最初からポチョムキンにハメられてアケコンを窓から投げ出しそうになったけど、どうにかめげずに食らいついた。

一度は7F落ち寸前まで行ったけど、冷静に戦い方を変えていったら最後は9F到達で終えることが出来た。久々かもな、9F。

​途中で画面端からの裏周りロマキャンコンボを​実践できたのが嬉しかった。少しずつ、少しずつ成長すれば良い。

 

​巷では相変わらずスト6が盛り上がっている。CRカップのスト6杯も大盛況に終わったようだ。

本当に良いことだと思う。僕はやっぱり格ゲーが好きなので。

それと同時に、スト5が終わったということの事実も少し考えていた。プロはもちろん全員スト6に移行し、主要大会もこれからは全てスト6だ。

スト5は、役目を完全に終えたといえる。

少し前までスト4をやり続けている人間は「原人」などと揶揄されていたが、今からはスト5に残っている人間も原人と扱われるのだろう。

​僕は別にスト5というゲーム自体に思い入れがあったわけではないので、そのことについて特別な感情はない。

 

ただ、ギルティギアストライヴ(GGST)が終わった時のことを、少し考えてしまったのだ。

 

​今作のギルティギアはひとまずの完結編である。ソルという主人公の物語が終わり、そしてこれまで制作の根幹を担っていた石渡太輔もギルティギアシリーズの中心から降りると発言している。

とはいってもギルティはアークシステムワークスのメインタイトルであるので、きっとシリーズとしては続く。きっと……(ブレイブルーという干からびているコンテンツもあるので、完全に信用はできないのだが)。

ただ、次にギルティギアの新作ゲームが出た時は、それはまた別のゲーム性になり、そしてキャラクタの性能も大きく一新されるわけだ。

僕の好きなテスタメントは、そこにはいない可能性もある。

 

僕は今作のテスタメントが本当に好きだ。ゲームの使用キャラにこれほど入れ込むのは初めてである。

操作感は軽く、僕が好む弾キャラの要素もあり、受け身的な戦い方ができ、そして何よりも所作が全て美しい。

強みも弱みもはっきりしていて、だからこそ対戦ごとに反省点がすぐ浮かぶし、上手くいったときは感無量の喜びを味わえる。本当に完璧なキャラクタだと思っている。

あと昇竜コマンドの技もないし……(重要。なぜなら僕はレバーコントロールが汚く波動コマンドからよく化けるので)。

 

GGSTが終わった時、それでもテスタメントが好きでゲームを続けてしまっていたら、僕もやはり原人と切り捨てられるのだろうか?

スト2をやり続けているオゴウやクラハシたちは確かにカッコいい。でもそのパブリックイメージは、30年という果てしないやり込み期間と、スト2という記念碑的作品のブランド力によるものも大きい。

全てのムーブメントに終わりがある。流行りは、いつか廃れる。

でも、今、僕がテスタメントを本当に愛していて、そしてこのギルティギアストライヴというゲームで多くの経験を得たこと、そしてこのゲームがとても楽しかったこと、その記憶までは風化しないと良い。

​それで、メインムーブメントから外れても、たまにはストライヴで誰かと対戦できるようになれたらいいと心の底から祈るよ。

 

また、会いたいからさ。

 ​ 

(7)

 眠くて気力がわかない一日。仕事も流し気味で終わらせてしまった。やることは溜まっており、後が辛くなることは分かっているのに。

仕事終わりにどうしても寝たくなったけど、そうするとまた夜の入眠が終わりを迎えて悪循環であることが分かっているので我慢する。

でも眠いままでは何もやる気が起きない。

久々にフーバーオーバーの1stを聴きながら、クリーニングを引き取るなどの、人生に必要な諸手続きを進めた。

Art.No.5、いいよね。通しで聞くとちょっと飽きるときもあるけど。僕はわからない人、い号室の関係、プロパンガスが好き。

 

​そういえば届いていた■■■■さんの同人誌、町山智浩とライムスター宇多丸は、映画語りをどう変えたのか? 前編 を読んだ。

本当は文学フリマで買うつもりだったのだけど、当日スペースに行ったら「お前にはいつでも売れるから今日はやらない」と言われた。

仕方なく文フリ後にシェアハウスに買いに行く機会をうかがっていたのだけど、体調不良や都合などでタイミングがどうしても合わせられなくて、結局通販で購入した。

 

僕が映画批評と出会ったのは、映画を観始めてから何年も経ってからだった。

 

確か、大学生くらいのときに研究室の先輩が町山智浩にハマって、その影響で彼の解説を聴き始めたのだと思う。でもポッドキャストにはあまり縁がなかったので、有名な回以外は触れてない。どちらかというと著書(映画の見方が分かる本など)や、販売形式の映画ムダ話などによって吸収していった。

蓮見は本の指摘にもあった通り文体が難渋で面倒くさかったので通らなかった。宇多丸はたまに聴いていたけど、なんか信用ならなくてあまり印象がない。

何故なんだろう? よくも悪くもラジオMCという喋り方で、軽薄に感じていたのかな。そもそも彼の話で膝を打つような語りを聴いた経験がない。

町山智浩の話は、本にもある通り膨大にリサーチが入っている時があり、素直に関心していた。

ただ、他方でやっぱり彼が断定的に語っているサマに「本当か?」と思わざるを得なかった時も多かった。映画内のささやかなモチーフ配置や言い回し、難解な行動を開設する際に顕著だ。これはアメリカでは〇〇という事件があって~、△△という慣用句があって~、と何かと結び付けたがるときがあるが、合意を取れるような説得力がその理屈にあるとは思えない。

また作家主義的な文脈について語られていたが、それは彼のロッキー批評なんかに代表されるとも感じた。スタローンがシナリオを書いて、それが安値になろうが自身が主演であることを強行したというあの話だ。あれも町山は嬉々としてロッキーはスタローンなんだと語っていたのが印象的だ。あのエピソードなんかはまさに「でもやるんだよ!」理論であり、まさに町山好みといえるのだろう。

 

ともかく、■■■■さんの本はめちゃくちゃ面白かった。通販でも買えるので、皆様是非(売り切れかも)。

 

その後、@@@さんに教えてもらったフリゲをやる。少女奇談。

せっかくなのでTwitchで配信をつけたら、+++++さんがずっとチャットで付き合ってくれた。

途中でグダった上に、わからなくなって途中で切り上げてすみません……。ギルティやる時は誘ってください。

配信後に調べたら単純なことを見逃していることに気付き、無事2周目もクリア。

演出がとにかく凝っていた。絵も好みで良い。

続きの少女偽談の方がクオリティも上がっているようなので、プレイするのが楽しみ。

 

​途中でTwitterで攻略を調べたときに$$$さんがダクソ2配信を始めたことを知り、自分の配信後に見に行った。

Twitter、付き合い方を見失っているというか、不登校の後にまた出ていくのが難しいみたいになっている。

完全にやめているわけでもなく、DM確認ついでにたまーにタイムラインをチラ見して、そそくさと退散することもある。

まあこっちに移る前はヒマがあれば見ていたので、その不健全さを矯正する意味でもそれくらいがいいのかもしれない。

いい具合の付き合い方ができるようになったら戻ります。というか、多分ここが飽きたらすぐ帰る。そんなに長続きはしないだろう。

 

そういえばまた蕁麻疹? が再発した。太ももが痒い。

不摂生なのかもしれないが、同じ症状を訴えていた〓〓は、会社を辞めたらすぐでなくなったと言っていたのを思い出す。ストレスなのか。

でも自分みたいに恵まれた環境にいる人間がストレス負けを標榜するなんて、という罪悪感が常にある。

誰だって、敵は自分自身の中にある。僕は肉体も精神もズタボロになっても、元気で振る舞いたい。

僕だけは、元気で、倒れずに立ち続ける。

それだけが、僕の生き方です。

 ​ 

​(6)

$$$さんのライブを見るために下北沢へ移動。

途中、池袋で降りてパルコでやっているドムドムバーガーのポップアップストアへ再訪した。

目的はレトルトカレーなのだが、ショップを見ると既に売り切れていた。憤死。

通販で買うしかないのか……と絶望を抱く。別に送料を払うのはいいんだけど、あのレトルトカレーが1つ600円以上するという事実に向き合うのが嫌だ。

なんか、実店舗で買うとそこらへんの感覚が麻痺るので助かる。即売会だと同人誌の値段を気にしなくなるみたいな感じで。

でも美味しいから買っちゃうんだろうな。できることなら近くのコンビニとかで、ちょっとした贅沢としてたまに買えるくらいの手軽さになってほしい。

池袋には用事なんてないので、駅前の喫煙所で一服して、失意のままに下北へ向かった。

 

​下北沢ってなんか好きになれない。

道も狭いし、人も多いし、信用できなさそうな古着屋が所狭しと密集していて、しかも路面に服を出して「ほら、来いよ」って釣り糸を垂らしている。

目に映る情報がうるさすぎて、嫌いだ。あと喫煙者率高そうなのに、吸える喫茶店がほとんどないのもムカつく。たまにあると思ったら、異様に高いし。

 

ライブまでの空き時間に、A-ROOMだけ行った。ここは価格がやや高めなのだけど、面白いアイテムが定期的に入ってくるので好き。

A.P.Cとかアニエスベーとかのミニマルな服が多い時もあれば、supremeやらグッドイナフやらを置いているときもあるし、KENZOやY'sがずらっと並んでいる時もある。

今日はやたらとラルフローレンが並んでいた。夏だからかポロシャツが多めなのだけど、それは手持ちで間に合っているので惹かれなかった。

 

あとアニエスベーのスラックスは気になったけど、サイズが合わなかった。

​しいて言えば、オレンジ色の501が珍しい色でしかも安いから悩んだけど、まあ着ないだろうなと思って、結局何も買わずに店を出た。

ことごとくショッピングに失敗している一日だ。

 

下北沢ラグーナに着いて、$$$さんと####さんと久々に会話。(いや、$$$さんはそんなに久々でもないか? Twitterの浮上を避けてから時間間隔がおかしい)

####さんは当たり前のように酒を飲んでいた。あの人は飲みすぎると……なので心配だったけど、最近はコントロールできているみたいでとりあえずは問題ないとのことだった。

$$$さんのライブはめっちゃウケていた。過去一ウケたと自分でも言っていた。彼のライブは見ていて本当に楽しい。構成に緩急があるし、特に"緩"の部分がすごく面白い。

あと、サツガイズって何? (Youtubeで動画出したらしいけどサツガイズで調べても出なかった。曲名で調べたら出た。英語表記だったのか……)

 

​他のバンドも凄い良かった。特に一つ後にやっていたthe blue bonskiiiは、ドラムラインが楽しくて疾走感がたまらなかった。

ライブ終わった後は外で$$$さんたちの清算を待っていた。暇だろうからと、####さんが文庫本を貸してくれた。

ブックカバー付きだったので何を渡されたのかよく分からなかったけど、開いたらブコウスキーの「死をポケットに入れて」だった。未読である。

路上にヤンキー座りをしてパラパラと読んでみれば、ひたすら競馬の話と、現実で絡んできた読者への愚痴が書き連ねていた。

というか挿絵を見てびっくりしたのだけど、これイラストはロバートクラムが描いてるんすね。グラフィックノベルを買い集めている時期にフリッツ・ザ・キャットを読んでいて、それで見覚えがあった。

 

​清算が終わったころには終電までの時間があまりなくなっていたので、$$$さんと####さんと軽く飯だけ行くことに。

王将に行きたかったけどラストオーダーが終わっていた。がっくし。仕方なく鳥貴族へ。

急かされるように慌てて焼き鳥とうどんとデザートを詰め込めば、終電が残り7分になっていたのでお先に退散させていただいた。

もっとゆっくり喋りたくて仕方ないが、月曜日は一秒だって待ってはくれない。

次は松戸でさあ(※)を見つける遊びをしようと約束したので、楽しみにしてます。

 

 

(※)さあ:前に三人で松戸の路上で見つけた通行人。ベロベロに酔って路上に立ち尽くしており、車に轢かれそうになっていたところを救ってやったのだけど、その後は「ガールズバーいきましょうよ」「松戸のガールズバーで俺のことをしらない奴はいない」とひたすらまくし続けるマシーンと化した。日高屋でとりあえず一緒に飯食わないかと誘ったけど、頑なにガールズバーにこだわりつづけ、なぜか妥協点としてスポーツバーを提案してきた。しぶしぶ三人で了承しそのスポーツバーについていったのだけどそこは既に閉店時間を過ぎて閉まっていた。それには僕らも呆れかえり、彼を夜の街にリリースして逃げた。その直後の通りに響くほどの「おいてかないでくれえ!!」という絶叫が忘れられない。再会求ム。

 ​ 

(5)

 珍しく午前早めに起きたので、ミルハウザーのアウグスト・エッシェンブルクを読み直していた。

これはたしか一昨年くらいに■■■■さんに勧められて読んだのだけど、正直に言ってここ数年で読んだ中で一番好きな小説である。

ストーリーラインとしては天才的なからくり人形技師のアウグストが天才故の美への信奉と純粋さによって挫折を味わい続けるという内容なのだが、最後の最後にとあるアウグストの機微によって心地よい読後感に迎えられるのが好きだ。

ハウゼンシュタインというサブキャラクターの造形も良くて、彼は現実主義者でアウグストと対照的に軽薄な振る舞いを続けるのだが、そんな彼だけが唯一アウグストと同じ水平線で芸術を見つめることのできる同士なのだ。このアウグストとハウゼンシュタインの愛憎混ざる関係性が素晴らしい。

中編ですぐに読み終えることのでき、小難しすぎることもないので、人に手放しに勧められる名作である。

 

​夕方まではスト6をやっていた。Discordで暇アピールをしていたら○○○が通話に来てくれたので、画面共有しながらスト6のランクマッチを回した。

結局タメキャラの操作に慣れることが出来ず、メインキャラをディージェイからケンに変えたところ、ようやくリバサ昇竜とか対空が出せるようになって自尊心を少し取り戻した。

とりあえずアイアンからスタートして、ブロンズまでランクを上げたところでひとまず終了。

 

その後ネタとして、エドモンド本田で百貫落としと頭突きだけを繰り返してランクマッチをやってみてゲラゲラ笑っていたのだけど、予想外に連続で勝ててしまい、速攻でブロンズに到達したあたりで表情はドン引きに変わっていた。なんなんだこのキャラ……。ケンで真面目に対戦してるのがアホみたいじゃないか……。

 

​夕飯は∀∀∀∀∀と通話しながらドムドムバーガーのポップアップショップで買ったドムドムカレーを食べた。レトルトの牛すじカレーなのだけど、これが異常に美味い。美味すぎる。

今まで食べてきたレトルトカレーと比べても圧倒的な差をつけている気がする。大量にまとめ買いしておけばよかったと後悔するくらいだ。

どうやら通販でも買えるらしいのだけど送料分がもったいない気がする。

池袋でやっているポップアップショップは七月上旬まで続いているようなので、明日マジで買いに行こうかな。

 

​牛すじカレーといえば、僕には思い出の味がある。

 

水戸・サントピア通りにあった和心団という店の牛すじカレーである。

 

ここは水戸の街中にある古民家を改造したカフェ(?)なのであるが、カフェである以上に一つの芸術作品なのだ。

矢口克信さんという現代芸術家の人が水戸芸術館のプロジェクトの一環として始めたもので、昭和的な空間を保存しつつその場を中心とした交流や体験を作り出していくという作品である。

僕がここに通い始めたのは2011年くらいだった。当時高校一年生の僕はウィンというゲームセンター(既に廃業)に通っていたのだけど、そのゲーセンの裏通りにあるのが件の和心団であった。

和心団は建物の外から見ても何の店からは一切分からず、扉にも「立ちションする人には呪いが訪れる」だの「撮影すると呪いが訪れる」だの「ざしきわらしのいる店」だの張り紙がしてあり、ぶっちゃけていえばかなり異形の光景であった。

ウィンに出入りしていた友人たちも「キチ〇イが住んでいるんだろう」と倦厭していたが、とある日からそこに新たな張り紙が追加された。

 

「水戸サントピア祭り開催 出店募集」

 

サントピア、というのはそもそもだいぶ昔に水戸にあった商業ビルでその当時にも既に潰れて解体にかかっていた建物なのだけど、それを標榜する祭りってなんなんだ?? 疑問はとにかく尽きなかったのだけど、当時の僕は何を思ったかそれを見て間髪入れずに連絡を入れたのである。

 

後日になって返ってきたのは極めて真面目なビジネスメールの文体でとりあえず一安心したのだが、その内容は「某日に店の前でフリーマーケット的なイベントがあるので好きなものを展示して良い」といったものだった。

僕はとくに何も企画を思いつかなかったので、適当に木材でスマートボールの筐体を組んだのを覚えている。

そして迎えた当日、現地で初めて会ったのが全ての仕掛人である矢口さんだった。

 

サントピア祭りはなんかいろいろ凄かったのでここでは省略するが、まあそういう経緯で矢口さんと知り合って、僕は和心団に通うようになった。

それから色々なイベントを楽しませてもらったし、色々な人と出会うことが出来た。(狂気的な手法でアニメを作り続けている伊勢田勝行さんや、素晴らしい著書や企画を作る伝説の編集者・都築恭一さんなど)

今では和心団は消防法の関係? で解体されているのだけど、一応、その名残はまだあのサントピア通りに佇んでいる。

水戸に行く機会があれば、是非一見して欲しい。

 

と、思っていたら、衝撃的なツイートをこの前みかけた。

岩手の新聞で喫茶店のオープンを告げる謎の広告があるという内容だ。

店の名前は「みちのく喫茶ワシントン」。

一目ツイートを見た瞬間に「矢口さんじゃねーか!!!」と心の中ででかい声で叫んだ。

あの独特なセンスは今でも一切変わってない。和心団は形を変えて、岩手で受け継がれているらしい。

コロナ以降、矢口さんともしばらく会っていないのだけど、まあ活動を続けているようで安心した、というお話でした。

 

​夜には@@@さんとギルティギアを対戦した。

@@@さんは僕と同じ8Fくらいの実力のミリア使いで、僕がフォロワー相手で初めて全力を出せる対象である。

前回は若干僕が勝ち越した気がするのだけど、今回は完全に負け越してしまった。

お互いにテスタ-ミリアの対策が極まってきており、40ラウンドくらい重ねてどんどん戦法が循環していくのが楽しい。

もう最後の方になるとわけわかんなくなって、6HSをぶっぱしたり、近距離でアービター択をかけたり、普通の2先対戦では生まれないような絡め手を使うようになってしまう。

それに加えてミリアもテスタもお互いに忙しいキャラで、ミリアはひたすらに中下裏表択をかけるために必死に空中を移動し続けるし、テスタは空中のミリアを捕まえるためにひらすらにリーパーを連打し続けるので、20ラウンドもやると軽いジョギングくらいの体力を消耗する。現実に対戦を終わった今、肩甲骨あたりが悲鳴を上げている。

 

なので大体10ラウンドずつ休憩をしてやっているのだけど、その間の雑談もやたら盛り上がった。

 

村上春樹作品の映画の話とか、好きなフリーゲーム、小説、Youtube、古着……好きな対象がわりと被っており、時間がすぐに溶けてしまった。

最終的に@@@さんが「タオルケットをもう一度(1)と、ねこねこマシン猛レースやります!」みたいになって終わったの、冷静になった後だと「どんな会話の結末????」って感じで面白いな。

どちらもオススメです。

  

(4)

ときどという男がいる。

ストリートファイターシリーズで活躍する現役プロゲーマーだ。

 東大卒でありながら格ゲー五神として名高い実力、そしてそれを裏打ちする強靭な精神を持ち合わせ、格闘ゲーム最大の大会「EVO」での優勝やスト5での賞金獲得額世界一位など、様々な伝説を生み出し続けている男である。

まあ、ウメハラに次ぐ格闘ゲー有名人と言ってもいいだろう。(もっとも、当のウメハラだけが格別に有名すぎるので格ゲーを齧ってない人間からすれば「ときどまでは知らない」ということが多々あるのだが……)

 

​そんなときど(通称ときんす、もしくはマーダーフェイス)だが、僕が偏愛して止まない対象でもある。

格ゲープロシーンを何年も追いかけている僕であるが、誰が一番好きかと問われれば「ときど」と即答するだろう。

とはいえ、別に彼の使用するキャラ(大体そのゲームの最強キャラだ)が好きなわけでもないし、彼のプレイ(タイムアップ判定勝ち上等の最適解を突き詰めた戦略)が特段好きなわけでもない。

じゃあ何がそんなに好きなのかといえば、彼の格ゲーシーンに対するストイックな取り組みと、明晰な頭脳を活用したクレバーな立ち回り、そしてそれらの印象を全てぶち壊す天然じみた言動が愛らしいのである。

つまり、なんか一見は完璧超人なのに素は人間臭いのが好き。

エロゲの好きなヒロインの話してる?

 

酒に酔っては獣道2のときどvsウメハラを見返して、ときどが負ける結末まで知っているのに「ときんす負けないで!!!!」と泣き叫ぶくらいに彼のことが好きな僕であるが、今日、ついに念願の対面が叶ったのである。 

ということで行ってきました、FAV GAMING ファンミーティング@秋葉原。

死にそうになりながらなんとか仕事を1時間早上がりして秋葉原ソフマップのイベントスペースに向かえば、そこにはときどを含めたプロゲーマー四人がトークショーに応じていた。

sakoさん、ボンちゃん、りゅうせいくん、そして——ときんす。

彼らは7月から始まるSFLという大会でチームを組んだ仲間であり、今日はそのファン向けイベントなのであった。ちなみに、参加費は無料っす。

狭い会場だが50人ほど人がいて、かなりキャパ限界ギリギリ。めげずになんとか最前列を確保した僕は、ついに憧れのときんすを肉眼で見つめるわけだが……

 

ときどだな、って感じだった。

 

特に生のオーラとかないわ。いつものときんすだ。

強いて言えば視界いっぱいにときんすがいて嬉しいという感想くらい。

他のメンバーを見てみれば、sakoさんはザ・関西のあんちゃんって感じで配信より気さくな感じがする。ボンちゃんはオフラインイベント慣れしてる感じが一番あったし、りゅうせいくんは愛嬌がすごかった。

 

ときんすは……何度見てもやっぱときんすっすね……。

 ほんと近くで見ても配信となんら変わらないし、ファン相手でもいつものときんすだった。そして、それがわかって本当に嬉しかった。

 ちなみに一番生でオーラあったの、実は野田かもしれない。

(野田=アールさん。格ゲーの大会実況でおなじみ。今回はMCとして出演)

 

​来場者との対戦会を挟みつつ(ビビって逃げた)、プレゼント交換(当たり前のように外れた)、集合写真(背が低いので写ってない)を終えれば、残るはサイン会である。

物販で買ったTシャツに選手4人とついでに野田からサインを書いてもらいながら、僕は詰まりながらもときんすに必死に話しかける。

「ときどさんマジで応援してます」「Vlogいつも楽しんでます」「ホグワーツレガシーとかクイズゲームの実況とか、格ゲー以外の配信もよく見返してます」

……完全にアイドル握手会のオタクじゃねえか。 

サインついでに選手(+ついでに野田)と写真も撮ってもらって、そそくさと退場。

写真を見返して思ったのだけど、ボンちゃんって背がクソでかいな。​

てか、ときんすは僕とあんまり身長変わらない気がした。確か170はあるって自称していたはずだけど。

 

ときんす……???

 

イベントが終わった後は、素直に帰宅した。

本当は今日マジックザギャザリング​の指輪物語コラボパックが発売されており、よくドラフトを一緒にやっていた知り合いたちが晴れる屋で遊んでいたらしいので、余裕あれば合流する気でいたのだけど、普通にイベントの時間が長かったので断念。

またドラフトとか統率者で遊びたいな。みんな、誘ってください。

 ​ 

(3) 

今日は蔡明亮の青春神話を観た。

この監督の映画は初めて。観たい映画リストに入っていたけど、なんでだっけ。

多分、エドワードヤンとか侯孝賢とかの台湾映画を観ていたころに、■■■■さんに勧められたのだと思う。

青春神話は90年代バブル期を舞台として、当時の台湾を生きた若者の焦燥感を描いている映画である。

映画の中ではゲーセンが頻繁に出てきて、これでもかという程にスト2が映し出されているし、不良少年たちが駆けるバイクはホンダ製で、日本の青春映画をみている錯覚があった。(ていうか昨日見たウイークエンドもホンダの車でてたな)

 

ノーフューチャーな不良少年よりも、予備校を衝動でやめて非行にも女にも溺れられずに街を放浪する半端な少年の方が悲惨な結末を辿ることになるあたりで、逃げ込める場所も見つけられない、都市生活の中での若者の苦労、というものを描き切った良作だと思う。

恋愛的な描写はあるけど、本質的には「男から見る(憎悪と羨望の対象としての)男」というところに集約されているのも良い。

理由なき反抗の主演・ジェームスディーンのポスターを主人公がゲーセンで眺めているなんて、分かりやすい描写もあるし。

 

夜は少し歩いて魚料理の店に行った。グーグルマップで適当に近場を調べていたら、うな丼が880円で食べられると書いてあったのだ。

現地についてみると、当のうな丼は980円だった。物価高騰、恐るべし。

まあ、それでも1000円以下でうなぎが食えるのだからと頼んでみたら、思いのほかふっくらとしたボリュームのあるうなぎがきて嬉しかった。

松屋でも850円のご時世なのだから、980円でこれなら十二分に満足である。

ついでにビールもつけて気分が良くなり、くじら刺し(脂が沢山のってて最高だった)と鮎の甘露煮まで食べた。

結局、なかなかに良い値段になったけれども、まあ一人飲みと考えれば安いくらいなのでいいんじゃないでしょうか。

というか、ヒラメ刺しとかイワシ刺しとかが安価で並んでおり、今度人が泊まりに来た時にでも連れていきたいくらいである。

 

​帰ってきてスト6を少し触った。

ほんとにイライラするゲームだな、これは。

なんで動画で見てる分にはあんなに面白いのに、触ると窮屈で忙しなくて苦痛な時間ばかりのゲームなのだろう。

答えはシンプルに、僕が下手だからである。

あと、攻撃的なゲームすぎるのも性に合わない。僕はギルティギアで対応型のプレイを永遠していたので、自分から攻めるのが本当に苦手だ。

未だに画面端の固めとかできないし。

強くなりてェ~。

けど、強くなるモチベが一切ない。

 

見える範囲でスト6でイキりはじめる人間現れないかな。

やっぱり格ゲーは、近くの人間をボコしたいという欲求で強くなれると思う。

と、いうことでスト6でゴールドとかプラチナいってみんなイキってください。そしたら本気出します。

 

それまではGGSTとかいう村で畑を耕しているので。

 ​

(2)

 今日は最近@@@さんに教えてもらったBOaTを聴きながら仕事をしていた。​

もはや外温は夏なので、最後のアルバムのROROを特にリピートしている。

一曲目のALLなんかも好きだけど、やっぱりTUESDAYのラストにかけて加速していく感じが大好きだ。気持ちのいい加速、というよりは焦燥、に聴こえる。

別のアルバムであるフルーツ☆リーや、LISTENING SUICIDALの中にも好きな曲はあるけど、確かにアルバムの完成度で言うと

ROROが一番、なのかもしれない。

 

まあ、まだ、ちゃんと聴き込んでないのだけど。

 

あと前々から好きだったトモフスキーとか聴いている。

今みたいな精神の時に聴くひとりに戻るんだは刺さる。

またこんな井戸に、戻ってきてしまったのだから。

 

夜は和風パスタを仕事上がりにすぐ食べた。

まあ、といってもエリンギとたまねぎをバター醤油で炒めて、出汁と酒でソースにしただけのものだけど。

にんにくが切れてて、決め手に欠ける味だが、ここ数日出汁っぽいものを食べてなかったのでその欲求は満足できた。

その後はなんとなくソファで漢(とMAKI the MAGIC)の紫煙を聞き込んでいたら寝落ちしてしまった。

紫煙は何度となく聴いてきた名曲だけど、改めてリリックに注目すると凄まじいものがある。

特に最後の方のMAKI  the MAGICの

"

回れ真夜中のメリーゴーランド

まだ16なのに街に立ち たちまち皆の食い物

舌打ちする頃には頭でっかち

失う目的地 人生死か栄光か

ポケットには薄汚れた硬貨

一日一歩も歩けない だけど最後の博徒

サイコロ振るまで

"

は、最低限の短文で物語を紡いでおり、この省略性は何度聞いても美しい。

 

まあ、僕なんかが今更語ることでもないのだけど。

 

というかまた寝てしまった。

仕事終わりに仮眠してしまうと、夜寝付けなくなって不眠が加速するので封印していたのに肉体の疲労に逆らえなかった。

 

たまに人にも語るが、僕は365日毎日夢を見る。

夢を見ないで睡眠した、ということがない。少なくともここ5年はないと思う。

昼寝でも夢を見るし、不眠中の5分ですぐ起きるうたた寝でも見る。

ひどい時は一日で6回くらい中途覚醒して、そのすべてで夢を見ている。

 

まあ、どうせ起きてすぐ内容は忘れるのだけど。

 

とにかく短時間の睡眠は、余計に疲れるだけだ。今日もそうだった。

睡眠の質に問題があるのかもしれない。睡眠外来というやつに行ってみようと

定期的に考えるのだが、結局面倒臭くなってやめてしまう。

睡眠時無呼吸症候群ということはないはずだ。いびき、かいてないらしいし。

どうなんだろう。

 

まあ、どうでもいいんだけど。

起きた後は◇◇さんに勧められていたゴダールのウィークエンドを観た。

ストーリーはあるっちゃあるけど、基本的には印象的なカットとメッセージのコラージュのような作品だった。

外光による陰影の効いた室内、渋滞の長回し、意味ありげに切り取られた小石を握る腕、繰り返し映し出される破壊された車と死体。

アメリカ的な資本主義への批判、階級闘争、というかもはや過激すぎて文明批判にすら写った。

ゴダールは勝手にしやがれと決別だけを見ていたけど、詩的すぎて難解度が上がりすぎている決別や、初期のギラギラした感じが強い勝手にしやがれと比べて不条理ながらキャッチーな映像(というか単体で観ると起きている物事はかなりパルプだ)が多くて、単純に楽しめる作品になっているな、と感じた。

 

その後○○○からニンテンドーダイレクトを見ないかと誘われて、ヤジを飛ばしながら同時視聴した。

ひたすらマリオが生産されており、個人的には興味のない内容ばかりだった。

ドラクエモンスターズだけちょっと気になるけど、ジョーカーみたいなシステムならやらないだろうな。

以上。

 

これから、ちょっとだけ十三機兵防衛圏をやって、寝る。

まあ、寝れるかはわからないんだけど。

 

寝れると、良い。

​ね。

 ​ 

(1)

不眠は少しマシになってきた。

今日はカミナリのピンサロコーヒーの動画を見て一生ゲラゲラ笑ってた。

カミナリの茨城県民ネタで笑えるのは、あの土地で生まれたことを肯定的に思える数少ない点だ。

あとたくみの方が出してる花と雨のremixを聞いていた。

散々な仕事を終えた後は、ぼんやりノッキンオンヘブンズドアを観た。

天国では誰もが海の話をするらしい。

そういえば茨城にいたとき、寝れなかった日には大洗あたりに車を飛ばして、ぼーっと海から顔を出し始める朝日を眺めていた。

今では、波の音が遠い土地に生きている。

その上、朝日が水面を離れた後には仕事が待っている。

明日のことなんて考えなくていい日々は、尽きているんだ。

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